SEVENTEENの担当スタイリストが、彼らの衣装を担当する上での苦労を明かした。
さまざまな韓国アーティストの衣装を担当するソ・スギョンさんとソ・スミョンさんは、動画配信サイトYouTubeにて、スタイリストという職業に対する視聴者からの質問・コメントに答えた。
質問は、スタイリストという仕事そのものに対するものから、彼女たちが担当したアーティストに関するものまで多岐に渡ったが、その中でSEVENTEENに関して明らかになった事実が衝撃的で話題となっている。
話題となったのは、13名という大所帯のグループであるSEVENTEENに帯同して、メンバー全員に対して、さまざまな衣装を用意しないといけないスタイリストの現場の過酷さだ。
ある視聴者は「移動するたびに服52着が基本のグループ=SEVENTEEN スタイリストはリアル極限の職業」と表現したが、これは現場の状況をまさに言い当てているようだ。
SEVENTEENは現在、活動中のアイドルの中で最も人数の多いグループの1つだ。そのため、用意する衣装も必然と多くなってくる。スギョンさんはSEVENTEENの衣装には、どんなに頑張っても30個のスーツケースが必要だと明かす。
彼らの公演では、13人全員で着る衣装が5セットあった場合、この時点で65着が必要となる。さらに個人・ユニット用の衣装や予備の衣装なども合わせると、100着は用意しなければならないそうだ。
さらに靴やアクセサリーなども必要になる。靴は衣装に合わせて変えるため、1人あたり3足が必要だとすると合計39足も必要になる。
スギョンさん、スミョンさんらは、こうした衣装や靴、アクセサリーなどを全部合わせて、30個のキャリーケースに詰め込んでいるそうだ。しかも、この数字は「本当に一生懸命、キレイに詰めて」30個だというから、場合によってはもっと増えてしまうようだ。
またメンバーが13人もいることから、衣装合わせも大変だそうだ。
13人全員に衣装を着せて確認すると、いつも11人しかいなくて困るらしい。「11人しかいない!残り2人は誰だ?」が日常で、衣装合わせは永遠に終わらないようだ。
ちなみに、スギョンさんは、動画の中で「11人しかいない!残り2人は誰だ?」という発言の中で、自然とメンバーの名前であるドギョムを呼んでいることから、彼は“常習犯”の一人なのだろう。
この他にも、「スタイリストは無料で衣装をもらっているの?」「芸能人の私服は本当に私服?」など、ファンたちが普段から気になっている質問にも答えているので、気になる人はぜひ動画を見てみてほしい。