BTS(防弾少年団)のVは、今後、世界が憧れるアイコン的な存在になるだろうと予想されている。
ブラジルの最大の放送局「ヘジ・グローボ」の製作総指揮/ジャーナリストのレナン・ペイショート(Rena Peixoto)は、かねてよりV(キム・テヒョン)のファンとして知られており、これまでに何度もVを称賛するコメントを発信してきた。
そんな彼のコメントは、国際的に波及し、多くの業界専門家がBTSがいかに影響力をもっているのかを理解するキッカケとなった。今ではBTSは、史上最高の音楽グループの1組として認知されている。
そんな絶大な発言力を持つペイショート氏だが、最近のインタビューでは、特にVについて言及した。ペイショート氏によると「Vは、ビートルズでいうポール・マッカートニーのような世界的なアイコンになる」という。音楽面だけではなく、ファッション面でも影響を与え、西洋で標準とされているハンサムな人とは異なる、新しい美の定義を示したと大絶賛。歴史上に残る、素晴らしいアーティストだと語った。
Vを絶賛するのはペイショート氏だけではない。ロサンゼルス・タイムズ、ビルボード、Varietyなどで活躍するジャーナリスト キム・ジェハもVを高く評価。彼のソロ曲「Winter Bear」は息をのむような芸術性に溢れているとし、Vはまさにルネッサンス(文芸復興)のような人だと褒め称えている。
さらに、DAZEDマガジンのクリエイティブ・ディレクター/ジャーナリストであるコリン・ニカは、Vはデイヴィッド・ボウイの後継者のような存在だと発言。明確な感性を持つVの歌声を高く評価している。
加えて、アメリカの夜の報道番組「PBSニュースアワー」も、Vの「Singularity」は、“K-POPのクラシック”といえる作品だと称賛している。
そんな歌、ダンス、作詞・作曲、写真、ファッションなど、様々な分野に影響を与えるVに世界中の専門家たちが魅了されているようだ。また、アーティストとして成長し続ける彼の今後の活躍に、大きな関心が寄せられている。