人気K-POPガールズグループ TWICEの新ドキュメンタリーシリーズ「TWICE:Seize The Light」の第7話がYouTubeで無料配信中。今回は、初のワールドツアー「TWICE WORLD TOUR 2019 ʻTWICELIGHTSʼ」を突如離脱したミナにまつわるエピソードとなっている。
【動画】「TWICE:Seize The Light」Ep 7.「変わらない光」
「TWICE:Seize The Light」には、華々しいステージで世界各国のファンからたくさんの歓声を浴びる様子や、多忙なスケジュールやツアーの重圧などにより精神的にも肉体的にも疲弊するメンバーたちのリアルな姿も収録。このほど無料配信がスタートした第7話「変わらない光」では、ミナ(※)についてや、当時の心境について、各メンバーが明かしている。
※…ミナは昨夏、極度の不安と緊張から、ワールドツアーを急きょ離脱し休養することを発表。以降、TWICEはメンバー8人でツアーを続行することとなった。
「困難に直面しても、誰もあまり口にしません。みんな自力で乗り越えようとするので…。(記事などでは)“がんばりすぎだった”などと書かれてました。本当にそれが理由? だから私たちに言ってくれなかったの?(と思いました)」(ツウィ)
「(ミナお姉さんは)私たちと居るときは平気でした。でもステージに立つことをプレッシャーに感じていたようです」(チェヨン)
メンバーたちにとって、デビュー以来ずっと苦楽を共にしてきたミナの離脱は言葉では言い表せないぐらい辛い出来事であっただろう。悲しい気持ちを隠しながら、その後もステージに立ち続けていたTWICEだが、そんな彼女たちの支えとなったのは、ほかでもないメンバーであったようだ。
「メンバーが多いのは良いことです。前に進む力をくれます。誰かが“疲れた”とか“もうイヤ”と言ったとします。そのとき別の誰かが“うまくできて良かった”、“たくさんの人の心をつかんだね”、“もっとやれるよ”と言うんです。メンバーがいるおかげで“またがんばろう”と奮起できる。それがグループであることの利点です」(ジョンヨン)
「ツアー中もほかのメンバーのおかげで色々な困難を乗り越えられました。メンバーみんなの気持ちが同じだったから互いを支えあえたんです。ファンのみなさんにも力をもらい乗り切れました」(ナヨン)
ミナの休養に戸惑いつつも、彼女がいつ戻ってきても良いように「今のままで待っていよう(チェヨン談)」という結論に落ち着いたというTWICE。一方で、当のミナは休むことが不安でたまらなかったという。
「みんなから取り残されてしまう気がして…。復帰できるかわからない、といった考えが重くのしかかって何も考えられなくなったんです。何もできなくなりました。“TWICEから消えたらどうなるの?”そんなことも考えました」(ミナ)
ミナの復活を信じ待ち続けていたTWICEと、さまざまな不安に打ち勝ちグループに再び合流したミナ。ほかのメンバーの存在が心の支えとなっているTWICEだけに、これからどんなに大変なことが起ころうとも、メンバーがいれば、どんな困難をも乗り越えることができるだろう。