BTS(防弾少年団)は、2020年2月にグループの活動7年間の集大成となるアルバム「MAP OF THE SOUL:7」をリリース。さらに2年3か月ぶりの日本アルバムを7月15日にリリースすることを発表した。
【動画】200507 V RM jhope
そんな中、BTSのメンバーは早くも次のアルバムの制作をスタートさせたことを報告。現在はまだブレインストーミングの段階だというが、4月7日の生配信中にRM、V、J-HOPEの3人がミーティングを実施。今メンバーが考えているアルバムのイメージを明かした。
1.自主制作アルバムに
BTSのメンバーは、常にアルバムには作詞や作曲で参加するなど、積極的に制作に携わってきた。しかし、次作はさらにメンバーが主となって制作に参加。コラボ曲はあまり多くないと思われ、BTS自身の音楽に、より重点が置かれるとみられている。
2.舞台裏での役割
楽曲制作に加え、BTSは舞台裏のプロダクションにも参加。シュガはアルバムのジャケット、RMはアルバムのプロダクション/音楽マネジメント、ジミンは音楽担当プロジェクト・マネージャー、J-HOPEは振り付け、Vはビジュアル総括担当に抜擢されている。
またジョングクとジンは、まだ正式に発表されていないが、ジョングクはビデオ・プロダクションを担当するのではないかといわれている。
3.アルバムはシュガのデザインに
前述したように、次作のアルバムのジャケットはシュガが担当。どんなデザインになるかは、まだ決まっていないが、RM、V、J-HOPEは、バケーションや旅行をテーマとした、アナログ的な美学を組み合わせたビジュアルにしたいと話している。
4.セルフ・スタイリング
BTSはこれまでスタイリストを通じて、様々なアイコニックなファッションを披露してきた。しかし、次作ではメンバー自身がスタイリングに参加する可能性があるようだ。
それぞれのメンバーが独自のスタイルを持っているため、一体どんな衣装を身に着けるのか、ファンは期待している。
5.ホワイトTシャツとジーンズ?
RM、V、J-HOPEは考えた衣装のアイディアの1つ目は、カジュアルな「ホワイトTシャツ&ジーンズ」スタイル。「LOVE YOURSELF」ツアーで披露したような、シンプルで爽やかなファッションを想像しているようだ。
6.アルバムは1形態に
これまでは、違うデザインが施された複数形態のアルバムが販売されていたが、次作ではシンプルに1形態のみでの制作を考えているようだ。
7.個人的な雰囲気のある写真
次作では、スタジオで撮影された写真ではなく、メンバーが撮影した写真や、ポラロイド、スクラップブック風のコラージュなど、メンバーの個人的な雰囲気が溢れる写真の使用を検討しているという。
8.「日常」に合うコンセプト
RMは、“家でのBTS”をみせるコンセプトを提案。オフの時間にメンバーは趣味に没頭しているところ、ゲームで遊んでいるところ、カラオケで歌っているところ、休暇中に一緒に出かけているところ、など日常的な彼らの自然な姿を見せたいと考えているようだ。
9.GCFスタイルのビデオ
Vは、アルバムの制作の様子をジョングクの動画シリーズ「Golden Closet Films(GCF)」風に撮影したいそうだ。これらのビデオは、BTSのスタッフに手伝ってもらい、ジョングクが撮影と編集を担当。次作のアルバムパッケージに収録したいと話していた。
【動画】G.C.F in Tokyo (정국&지민)
10.誠実さ
BTSはこれまで様々なコンセプトに挑戦。しかし、ずっと変わらないものがある。それはファンや音楽に対する「誠実さ」だ。音楽を通じて自身の考えや気持ちをファンに共有してきた彼らは、次作でもファンの心に語りかけるような、誠実な音楽を届けるだろう。