韓国アイドル界の“7年目のジンクス”を破ったアイドルたちのエピソードが話題になっている。
非常に厳しく過酷な韓国アイドル界において、メンバー全員で7年目を迎えられるグループはほとんどいないと言われている。今まで“レジェンド”や“長寿ドル”と呼ばれてきたグループでも、完全体で7年目を超えられたグループは少ない。理由はさまざまだが、7年目を迎えるにあたり自身の今後のキャリアを考え新しい道に進むアイドルたちも多いのが実情だ。そのため、巷では“アイドル7年限界説”、“魔の7年目”という言葉もささやかれるほど。そんな7年目を乗り越え再契約を果たしたアイドルたちの感動的な秘話に注目が集まっている。
BTS(防弾少年団)
グローバルスターとして活躍するBTSは昨年10月、Big Hitエンターテインメントと7年の再契約を交わした。通常アーティストは契約満了の時期が近づいてから再契約について検討することが多いが、なんとBTSは、契約期間が1年以上残っている状態で7年もの長期再契約を決めたという。Big Hit側は「BTSの安定的で長期的な活動のため再契約を結んだ」と発表し、メンバーたちも「パン・シヒョク代表に信頼と尊敬の念を抱いている」と述べ、今後もBig Hitと二人三脚で活動していくことを約束した。
NU’EST
日の目を浴びない時期もあったが、長年の努力により多くのファンから熱い支持を得ている彼ら。PLEDISエンターテインメントとメンバー全員で契約を更新し、ファンたちを喜ばせた。再契約を決めたあと、PLEDISの社長からメンバーに高級腕時計がプレゼントされたという。
BTOB
昨年CUBEエンターテインメントと再契約を結んだ。この背景には、メンバー7人みんなで一つになって、ファンたちとともに永遠に歩んでいこうという意志があったという。
Apink
今年デビュー10年目を迎え、ガールズグループとしては異例の長寿アイドル。最近リリースした新曲も変わらない人気を得ている。そんな彼女たちも早い時期に再契約を決めたという。実はこの裏には、リーダーのチョロンがメンバーたちに「私を信じて一緒に再契約しよう」と呼びかけたという出来事があったそう。ファンたちへの愛はもちろんのこと、メンバー同士の深い絆により実現した再契約だった。
アイドルグループが末長く完全体で活動してくれることは、ファン全員の悲願だ。“魔の7年目”の壁を乗り越えることは、最大のファンサービスと言えるかもしれない。