台湾人歌手エレーヌ・ホウ(Elaine Ho)がつい最近公開したミュージック・ビデオが、韓国で大人気のソロ歌手IUの作品にそっくりだとして、批判を浴びている。
エレーヌは近頃、楽曲「To Love or Not feat. Nine Chen」のMVをネット上に公開。すると、同MVを視聴したファンからIUが2017年4月にリリースした楽曲「Palette」のMVにそっくりだとの声があがることになった。
【動画】IU「Palette」MV
両者のMVを比較してみると、映像の色合いや構成、雰囲気などが非常に似ているほか、レコードが回り始めたり、インスタグラムの画面が出てきたりと、これはIUの作品を参考にして作ったのではないか? と思ってしまうほどだ。
【動画】エレーヌ・ホウ、IUのMV比較
海外のK-POPサイトによれば、YouTubeに公開されたエレーヌの「To Love or Not」MVは“高評価”よりも“低評価”が多くついてしまったとのこと。また、コメント欄にはIUのファンから1,000以上もの批判コメントが殺到、結果MVを取り下げる事態となった。
これを受け、「To Love or Not」MVを手がけたダニエル・チェンはYouTubeを介して謝罪。同氏はMVを制作にするにあたり、さまざまな画像を参考にしたと明かしており、その中には「Palette」も含まれていたと告白。しかしながら、「盗作するつもりではなかった」とも述べており、意図的にマネたわけではないとしている。
※以下はネット上に寄せられたコメントの一部。
「他の人のコピーをするのは容易いけれど、それをずっと続けたとしても、特別なことはなにもないし、誰にも覚えてもらえないよ」
「似すぎてない? 良心はどこ…?」
「創造性がない」
「MVのクオリティがオリジナルよりはるかに低い」
「彼らは公然と盗作してる。IUのファンは怒っているに違いない…」