BTS（防弾少年団）やTWICE、BLACKPINKなどを筆頭に、世界的に人気を博しているK-POPアイドル。日本では、これまでに何度も韓国のポップカルチャーのブームが起きており、その度に多くのファンを獲得している。
韓流スターやK-POPアイドルのトリコになって、韓国の食文化やメイク、ファッションに興味を持ち始める人が多い一方、あらためて日本との文化や慣習の違いに驚く人も多いようだ。
韓流エンタメやK-POP初心者ならぜひ覚えておきたい韓国文化の特徴をKoreabooが紹介している。
1990年以降、K-POPアイドルやドラマ俳優の影響もあり、やわらかい雰囲気を持った男性の人気が上昇。かわいらしいイメージでアイドル文化を広めた。
シンガポールを拠点に韓国の形成外科コンセルジュサービスをしているCEOのジョイ・カンは「最近、韓国人男性の理想というのが変わっています。“かわいい”顔つきの人は、イケメン（かっこいい）という意味なんです」と、語った。
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さらに、韓国人男性は西洋の文化では、女性らしい・中性的だと思われるような美しさ（かっこよさ）を望んでいると付け加えた。
カン氏いわく、韓国人男性は、どの国の人よりも女性らしさを求める文化だといい（女性になりたいという意味ではなく）、それが美のスタンダードになっているそうだ。
例えば西洋では一般的に女性がおこなうものだと思われているスキンケアやメイクアップだが、韓国では多くの男性アイドルが肌の管理に力を入れ、化粧をしている。
美容に力を入れ、女性と変わらず美しさを追求することはアイドルにとって一般的で、一般の男性にとっても「普通のこと」として捉えられている。現に男性向けのコスメや、美容グッズもたくさん販売されている。
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ファッション面でも、多くの違いがあるようだ。西洋の男性は暗いカラーの服を好むのに対し、韓国の男性はカラフルな服への抵抗が少ないという。
「アメリカでは、男性は黒やグレーなど、暗いカラーの服を着ている人が多いです。一方、韓国では男性がピンクや水色など、明るいカラーを着ていることも珍しくありません」（パク・ジフン／高麗大学校 講師）
アクセサリーや、ネイルも同様で、韓国ではファッションの一部として受け入れられている。
また男性がとる行動でも文化の違いが見えるようだ。「笑う時に口を隠す」、「話しながら足を組む」ことは、異文化では女性らしいと捉えられることが多い。しかし、韓国では男性がこういった行動をとることは、いたって普通だという。
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男性同士のスキンシップも特に珍しいことではない。友達同士で肩を組んでいたり、ハグしている姿をよく見かけるという。
「私はよく男子校で教えているのですが、生徒はよく手を繋いでいたり、ひざの上に座っていたりしてます。彼らは普通に仲のいい友達同士です」（ジェイソン・イアンノーネ／thisiscio.com）
