BTSのバラエティ番組『Run BTS!』で先生として共演し、そのギャップでファンの間でも大きな注目を集めたフローリストのIsaacが、インタビューにてBTSとの撮影秘話を告白。明かされたエピソードの数々に、ファンは感動している。
BTSは4月7日、配信しているバラエティ番組『Run BTS!』のエピソード99を公開。このエピソードでメンバーたちは、1日フローリストとしてたくさんの花を使った作品づくりに挑戦。それぞれの感性が試されるチャレンジは、ファンを一瞬にして爆笑させた。
Run BTS! 2020 – EP.99
そしてそんなエピソード99では、メンバーたちの愛らしい姿もさることながら、先生として登場したフローリスト・Isaacにもファンの注目が集中。メンバーのVが「ギャップがありそうです」とかけた言葉通り、なんと先生はTikTokにてBTSのダンスを踊ったり、インスタグラムにて自身の肉体美を花とともに表現したりと、思いがけないギャップの持ち主だったことが明らかに。ファンを驚愕させたのだ。
すると、そんなメンバーと同じくらいファンの熱い注目を集めた先生・Isaacが、『Teen Vogue』のインタビューに登場。撮影で起きたメンバーたちとの知られざるエピソードをこう大胆に明かした。
オファーが来た当初、なんと先生は『Run BTS!』の制作陣に「10人ほどのメンバーがいる新人グループ」と聞いていたそう。撮影の前日になって初めて、共演するのがあのBTSだと知り、驚きすぎて言葉が出なかったという。
さらにBTSが到着した際、あまりにも有名人過ぎてどう接すればいいかわからなかった先生に、メンバーたちは「今日の先生ですか?」「『プロデュース101』に出演されてましたか? 見たことある気がします!」「もしかして俳優として活動されてましたか?」などと口々に質問。そんなメンバーたちの気さくさのおかげで、幸せな気持ちになって緊張が解けるとともに、メンバーたちを身近に感じることができたそうだ。
さらに先生は、メンバーたちからもらった気遣いの数々についてもこう語った。
「序盤は緊張して、メンバーたちそれぞれの誕生花を思い出せなかったですが、ジョングクが状況を理解し気を利かせて『僕は自分の知ってます!』と助けてくれました。撮影全般にわたって、メンバーたちが小さなミスをカバーして助けてくれて、感動しました」
「VとRMの湧き上がる好奇心にうれしくなりましたた。質問をたくさんしてくれる生徒に教えるのが好きだから。RMがリーダーになった理由がわかりました。彼は常に状況や出来事を分析していて、花のことだけじゃなく、どんな状況でも『どういう仕組みですか?』『なぜそうするんですか?』と尋ねるんです。メンバーみんなARMYへの愛について表現していましたが、RMはすべてのことにARMYを入れていました」
「Vは、本当に植物が好きなんだと思います。Vは特に植物の種類やケアの仕方について興味津々でした。家に植物がいくつかあると言って、もっと大きい植物を育てたいと言っていました。Vが僕のすぐそばに立って、自分がしっかりできているか確認していたのがすごく愛らしかったです」
「ブートニエールを作っていたとき、『たくさんの花の葉を切って捨てるのが悲しい』と話したJ-HOPEに、僕が『必要ないものを捨てることを恐れてはいけない』と言ったとき、部屋が『かっこいい!』という歓声に包まれました。彼ら自身がとてもかっこいいのに、そんな大きな反応をくれてびっくりしました。BTSのメンバーにとって、相手を褒めることはとても自然なことなんです。彼らが本心で言ってくれているのがわかったので、恥ずかしさはなく、すごくありがたかったです」
「撮影が終わった後、ジンが僕のところに来て、『メンバーたちが少し恥ずかしがり屋なので、雰囲気を明るくして笑わせようとした』と話しました。そして、『自分の言葉や行動で失礼なことや不快なことがあったら申し訳ない』と謝りました。僕は本当に感動しました。僕は本当にメンバーたちとの時間を楽しんでいましたが、ジンは自分の行動や発言が他人にとってどれほど影響力があるかを考えていました。僕は個人的にジンのような考え方がすごく好きです。収録でいつかジンと一緒に仕事をしたいと言ったけど、本心です」
「BTSは善良で、正直な人たちです。嘘がないんです。当時はツアーの真っただ中で疲れていただろうに、とても親切で思いやりがありました。カメラが回っていてもいなくても、彼らはありのままでした。BTSに会ってから、僕の中のグローバルスターの基準はこうなりました。『高い位置から他人を見下ろすのではなく、どんな人も愛して抱きしめる力を持っている人』」
先生が語ったメンバーたちとのこのエピソードに、ファンは心から感動。どんなときも「素晴らしい人たちだった」と評価を受けるメンバーたちの人柄に、ファンはあらためて「BTSを好きになってよかった」と愛を表明している。