JO1 デビューシングルが日本レコード協会からプラチナディスク認定! デビューから勢いが止まらない彼らの魅力とは・・

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新人アイドルグループJO1のデビューシングルが、日本レコード協会からプラチナ認定された。

JO1は動画配信サービスGYAO!で昨年放送されたオーディション番組、「PRODUCE 101 JAPAN」を通して誕生したグループだ。「PRODUCE 101 JAPAN」は韓国初のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの最新日本版だ。練習生101人の中から、視聴者投票によって11人のデビューメンバーが選抜された。

JO1としてデビューしたのはこの11人。

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左から金城碧海、木全翔也、白岩瑠姫、大平祥生、川尻蓮、豆原一成、川西拓実、鶴房汐恩、佐藤景瑚、河野純喜、與那城奨だ。

彼らは3月4日にシングル「PROTOSTAR」でデビュー。初週売り上げが32万枚を超える大ヒットとなり、今回プラチナ認定を受けた。

「PROTOSTAR」のリード曲は「無限大(INFINITY)」。JO1の無限の可能性を歌ったパワフルな一曲だ。

JO1 l『無限大(INFINITY)』MV

デビューに先駆け公開されたMVは、公開初日で100万回再生を達成。新人とは思えない快挙を成し遂げた。

早くも勢いを見せているJO1だが、いったい彼らのどんなところが人々の関心を引き付けているのだろうか。

JO1の特徴はK-POPとJ-POPのハイブリットスタイルであるところにある。JO1の所属事務所LAPONEエンターテインメントは日本の吉本興業と韓国のCJ ENMが合同出資して設立された合弁会社だ。

CJ ENMはKカルチャーを語るうえでは欠かせない存在。韓国の総合エンターテインメント企業として、K-POPの成長に大きく貢献してきた。

一方、吉本企業は日本でおなじみのエンターテインメント企業。テレビに出演している多くの芸人は吉本興業所属だ。

洗練されたアートを作り出す韓国のクリエイターと、日本の芸能界に精通したマネジメント。この二つを持ち合わせているのがLAPONEエンターテインメントなのだ。

そのため彼らの楽曲は、既存のJ-POPアイドルとは異なる点が多い。キャッチーなEDM音楽に合わせた激しいダンスは彼らのパフォーマンスの特徴だ。

JO1|『無限大(INFINITY)』Practice Video

JO1のYouTubeチャンネルでは、MVや練習動画のほかに様々なコンテンツが公開されている。コスチュームバージョンの練習動画から、メンバーたちがゲームを楽しむ「JO1:MISSION」、メンバーたちが「PRODUCE 101 JAPAN」時代に立てたデビュー公約の実行動画など、様々な動画が公開されている。

YouTubeという多くの人が無料で利用するプラットフォームにおいて大量のコンテンツを公開するのは、K-POPアーティストでよくみられる手法だ。既存のファンだけでなく、より多くの人に存在を知らせることに重きを置いたサービスにすることで、新しいファンを獲得していく。

JO1のYouTube動画を見てみると、日本からはもちろんインドネシアやタイ、韓国など、様々な言語のコメントが見られる。「PRODUCE」シリーズを視聴していた海外ファンが、「PRODUCE 101 JAPAN」をきっかけにJO1のファンになったのだ。一方で、日本のアイドルを応援していたファンがJO1のファンになったケースも見られる。ここでもやはり、J-POPとK-POPが混ざりあったJO1ならではの現象が起きているのだ。

洗練されたパフォーマンスと様々なコンテンツ制作、そしてそれらを無料で公開するという手法によって、日本のアイドル界に新たなスタイルを確立しつつあるJO1。彼らは日本の音楽業界にどのような変化をもたらすのだろうか、今後の活躍が楽しみだ。

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