人気K-POPガールズグループ BLACKPINKのリサが、いつもの明るく陽気な姿を封印。アイドルを目指す練習生を厳しく指導する様子がネット上で話題となっている。
リサは現在、“中国版プデュ”とも称される中国のサバイバル・オーディション番組「Youth with You(Idol Producer、青春有你)」に出演中。ダンスメンターとして、練習生たちの指導にあたっている。
直近のエピソードではリサの意外な一面が明らかに。リサはこの日、女性練習生たちの振り付けを一挙チェック。しかし、彼女たちが踊りはじめると、リサの表情は一変。顔をしかめながら、“簡単な振り付けにもかかわらず誰一人としてうまく踊れていない”と、不満を口にしたのだ。
また、別の練習生が自身の度重なる振り間違いについてリサに詫びた際には、「私に謝る必要はないけど、みんな(ほか練習生)には謝まらないといけないと思う。うまく踊れないなら合格はあげれません」と厳しい口調で注意。この映像がネット上にアップされるや、ファンからは「いつものリサとは違う」と驚きの声があがることになった。
[ADMIN] — it’s so intimidating yet so exciting to see this serious side of Lisa.#0405YouthWithLisa#YouthWithYouEP08 pic.twitter.com/RSugxEbayl
— LISANATIONS (@LISANATIONS_) April 5, 2020
練習生たちを厳しく指導するリサだが、本人いわく、すべては彼女たちのことを思ってのことだという。
「最初から細かな部分に注意しないと、(振り付けを)間違ったまま練習し続けるループに陥ります。(中略)なので、練習生たちはみな細かな部分にも注意を払うべきですし、やりたいことをやるだけではダメなのです」
「私は優しくありません。できません。どんなに辛くても、彼女はやらないといけないんです。もし適当にやりたいのなら、どうしてここに来たのでしょうか? 一生懸命がんばらないといけないし、より高みと成功を目指す必要があります。彼女がより早く達成できるよう、私はトレーニングしているんです」
リサはかつて、K-POPアイドルを志し、タイから単身渡韓。慣れない土地でダンスや歌、言語のトレーニングに必死で取り組み、2016年にBLACKPINKのメンバーとして念願のデビューをはたした。現在は世界的アーティストとして、グローバルな活動を行っている彼女だが、その地位を築くまでに辛く苦しい経験をたくさんしてきたことだろう。
厳しい荒波を乗り越えてきたリサだけに、女性練習生たちの苦しみ・葛藤を誰よりも理解しているはずだ。つまり、リサは振り付けだけでなく、“アイドルを目指すのならばこれぐらいのことで挫けてはいけない”ということも練習を通して伝えたかったのかもしれない。
アイドルになるという女性練習生たちの夢を叶えるため、メンターという役割に真剣に全力で向き合っているリサ。リサの熱い指導によって練習生たちのダンススキルはめきめきとアップしていくことだろう。