人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)の人気曲「Spring Day」が、韓国における、新しい春の定番曲として人気を博しているようだ。
近年、韓国内で春の定番曲とされてきたのは、バスカー・バスカーの「桜エンディング」。同曲は、Mnet「SUPER STAR K3」で一躍スターになったバスカー・バスカーが2012年3月に発表した1stアルバム「Busker Busker」に収録されている。「桜エンディング」は、リリース以来、爆発的な人気を博し、毎年春になると音楽チャート1位に浮上することから「音楽ゾンビ」と呼ばれている。まさに春の定番曲の代表的存在といえるだろう。
バスカー・バスカー「桜エンディング」MV
しかし今年は異変が起きたようだ。ジニーミュージックによると、BTSの「Spring Day」が、バスカー・バスカーの「桜エンディング」より20日早くデイリーチャート200位圏内にランクインしたのだ。
BTSの「Spring Day」は3月1日、デイリーチャート83位にランクイン。その後24日間、デイリーチャート200位圏内で平均109位を記録した。
一方、バスカー・バスカーの「桜エンディング」は、3月21日にデイリーチャート161位にランクイン。その後の5日間の平均で114位を記録。「Spring Day」を下回るパフォーマンスとなっている。
BTS 「Spring Day」MV
この現象について、ジニーミュージックの関係者は、「K-POPの価値を世界に広げたBTSの新曲と旧曲は、今までずっとファンの間で愛され、「Spring Day」の人気も続いてきた」と分析した。一方で「バスカー・バスカーの「桜エンディング」は新型コロナウイルスの影響で花見ができなくなってチャートインが遅くなった」と説明した。
今後、BTSの「Spring Day」が新しい春の定番曲として定着していくのか、注目される。
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