Agust D
これはBTS(防弾少年団)のラッパー、シュガの別名だ。
2016年、シュガはラッパー「Agust D」の名前でミックステープを公開。公開直後、シュガのミックステープはユーチューブ視聴回数100万回を突破。さらに米国で最も権威のある音楽チャート、ビルボードで紹介され、大きな反響を呼んだ。
Agust D 「Agust D」MV
自ら全曲をプロデュースし、早い段階からプロデューサーとしての実力が認められ、今は世界的なアーティストとして認知されているシュガだが、このミックステープの収録曲「The Last」に隠されたエピソードが再びネットで注目されている。
去年公開されたBTSのドキュメンタリー「BTS: BURN THE STAGE」でのこと。シュガはミックステープの収録曲「The Last」のエピソードについて語った。
練習生時代、学費を稼ぐため、練習生活と配達バイトを並行して行っていたシュガは、バイトの途中に交通事故にあったことがあるという。
事故の影響でシュガは肩が動かせなくなってしまった。さらにシュガは、バイトをしていることが事務所にバレるとクビになると思い、一旦はデビューすることを諦めたのだという。
しかし所属事務所のBigHitエンターテインメントは、シュガを「待ってあげる」と伝え、学費をサポートしてくれたそうだ。
シュガの話を聞いたRMは「だから(「The Last」に)こわれた肩という歌詞があったんだ」と納得した顔をした。
今は世界の音楽界を圧倒し、輝かしい姿を披露しているシュガだが、練習生時代は、前が見えない未来を想像しながら、誰よりも苦労した毎日を過ごしていたようだ。
「配達のバイト中に起きた事故のせいで壊れた肩/しがみついたデビューお前ら誰の前で苦労したふりをしてるんだ」
この歌詞は練習生時代、デビューだけを夢見ながら苦しんでたシュガの本当の物語だったのだ。
ネットでは「実際の年より大人しいとは思っていたが、その理由があったんだ」「シュガにそんな時期があったとは全く知らなかった」など驚きの反応が相次いでいる。
Agust Dの名前で公開された本曲は公開から4年もたっているが、シュガの誕生日には毎年注目されている。練習生時代を過ぎて世界的なアーティストとして成長したシュガが今後どんな新たな姿を披露してくれるのか注目される。
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