SUPER JUNIOR ヒチョルに浮上したグループ脱退説と、その後の彼の行動に注目が集まっている。
事の発端は、16日、ヒチョルがMCを務めるJTBCのバラエティ番組「77億の愛」での彼自身の発言だった。彼は「14年前の大きな交通事故で左足が完全に壊れてしまった。SUPER JUNIORのメンバーに、“ダンス歌手としての僕の人生は終わった。SUPER JUNIORの活動をやめる”と言ったら、(メンバーは)“なんの関係があるんだ。舞台で踊らなくたっていい”と言ってくれた」と当時を回想した。
続けて、「メンバーたちの言葉はとてもありがたかったけど、これ以上迷惑をかけたくなかった。だから“僕はここまでにして、違う方向で頑張って生きてみるよ”と言い、ある意味自分は(SUPER JUNIOR)を去った状態だ」と語った。この発言がメディアで大きく取り上げられ、ヒチョルがグループを脱退したと取り沙汰された。
しかし、この説は所属会社のLabel SJによって直ちに否定された。Label SJは、「舞台にだけは立てないが、アルバムやコンテンツにはそのまま参加し、ヒチョルはいまでもSUPER JUNORだ。(番組の)編集上、誤解されるようになってしまったようだ」とした。
ヒチョルはこれについて、自らの口からファンに思いを伝えるため、この番組の放送の翌日に自身のYouTubeチャンネルで急遽生配信を行った。
彼はこの配信の中で「確実に僕が申し上げたいのは、僕はSUPER JUNIORのキム・ヒチョルだ」と断言。脱退説を真っ向から否定した。さらに、「これはこの記者の方々のせいでも、番組のせいでもない。一番の責任は僕にあって、僕が最初からこの話をしないか、もしくはもっとわかりやすく話していれば、ファンにもメンバーにも会社にも苦労をかける事なかったのに」と周囲を気遣う姿を見せた。
누가 뭐래도 저는 슈퍼주니어의 김희철입니다. (1)
제 상황들이 있어 팀 이름을 제 입에 올리기에도 나서기에도 뭔가 미안해서 그랬을 뿐이지 영원한 슈퍼주니어 김희철입니다. pic.twitter.com/ouVa0YhYEL
— 🐱김희처돌이 쥬 ㅣ🐶 (@Zyu_hya) March 17, 2020
ヒチョルはSUPER JUNIORとしてのパフォーマンスに参加できないことについて、「僕らは群舞パフォーマンスを誰よりも頑張ってきたという自負がある。アイドルのパフォーマンス練習動画は僕らの『U』の練習動画が流出してしまったことが始まり。それくらい群舞をがんばってきたのに、参加できないことにとても責任を感じているし、そう考えるとこんな僕が簡単にグループの話をバラエティでしちゃいけないんじゃないかと思って少し距離をおいて話してしまう」と胸中を吐露した。
さらに自身のファンについて「今の自分を作ってくれたのは(昔から応援してくれた)ファンたちで、アイドルとファンは永遠に離れられない仲だと思う。大衆が見たら変だと思うかもしれないが、僕にとっての大衆はファンなんだ」とファンへの愛と感謝の気持ちを語った。
彼はこの生配信のコメントで「僕は誰がなんと言おうとSUPER JUNIORのキム・ヒチョルです。一度たりとも後悔したことはなく、こんなグループのメンバーだということに常に感謝していて幸せで誇りを感じて生きています。これからもSUPER JUNIORの名前に傷をつけないキム・ヒチョルになります」と締めた。
今ではアイドルとしてだけでなくバラエティスターとしても韓国のトップを走っているヒチョル。ネチズンからは、「これが彼の人気の本当の秘密」「彼こそがアイドルの鑑」「デビューから15年経っても未だにトップアイドルとして名前が挙がるだけある」と、彼のアイドルとしての“誠意”を褒め称える声が挙がっている。
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