元MONSTA Xのメンバー ウォノが、Dispatchのインタビューに応え、自身の過去、マリファナ疑惑、ファンのことなどについて語った。
3月14日、MONSTA Xの所属事務所 Starshipエンターテインメントは、ウォノの薬物疑惑について嫌疑なしという処分を受け、捜査が終了したことを明かした。
そんな中、韓国メディアDispatchは2月、ウォノにインタビューを実施していた。
ウォノは、インタビューの中で、自身の貧しい子ども時代や、ファンへの想いなどを赤裸々に語った。幼少期、貧しかったウォノは、よくイジメられていたという。両親も金銭の問題などで、よくケンカをしていたそうだ。
彼は、そんな現実から逃げようとした時、年上の人達と知り合い、仲良くなる。彼らとつるむうちに、ウォノに対するイジメはなくなったが、家庭の状況は改善しなかった。そこで彼は家を逃げ、法に触れるトラブルを起こすような友達と付き合うようになったと説明した。
しかし、ウォノは「それは自分の選択だったから、彼らを責めるわけではない。言い訳のように聞こえるかもしれないが、自分は未熟だった。自分の責任だし、自分が間違っていた、申し訳ありません」と、過去の過ちを認め、謝罪した。
ウォノの過去を暴露したチョン・ダウンについては、高校時代に仲が良くなり、“歌手になりたい”という彼の夢を献身的にサポートしてくれた存在だったと明かした。
20代になり、ウォノは夢を叶えるため一生懸命にダンスやボーカルのトレーニングを受ける練習生を見て、気持ちが変わったという。そこで自分が恥ずかしくなり、もう人生は無駄にしないと決意。他の練習生と必死でトレーニングに打ち込んだそうだ。
また「自分にも未来がある」という希望に喜びを感じ、グループという形があることが幸せだったという。そして、この4年間で多くのことを学んだ、と練習生期間の中で感じた赤裸々な気持ちを明かした。
昨年10月末に浮上したマリファナ吸引疑惑について、ウォノは「自分は間違ってしましたが、誤解もあった」と、薬物の使用を強く否定した。「保護監査期間中、たくさん反省をした。過去に問題があったことは認めるが、マリファナは使用したことがない」と説明した。
またMONSTA Xについては、新アルバムを発表したばかりで、自分が原因でグループの活動に悪い影響を与えたくない。彼らがチームとして残っていくには、自分が一刻も早くグループを抜けることが唯一の解決策だと思ったと語った。
そして、MONSTA Xのファン モンベベについては、「これは自信を持って言えることだが、モンベベに出会い、自分は本当に変わった。愛されるということを学び、もっといい人なりたいと毎日思った」と、たくさんの愛を受け、自分は成長したとファンへの感謝の気持ちを述べた。
また「こんなに暖かい気持ちになったのは、初めてだ。だからガッカリさせたくなかった。ファンが喜ぶことだけをしたかった。ファンに恩返しをしたかった」と、ファンを悲しませてしまったことに、深く申し訳なさを感じているようだ。
現在は、過去の自分とは全く違う人物になったというが、イ・ホソク(本名)の過去も、ウォノが責任を負わなければいけないとケジメを語った。
最後にウォノは「まだ僕たちのファンを忘れられない。本当に後悔している。もっと彼らのために上手くやるべきだった、ただごめんなさいと言いたかったので、このインタビューを受けました」と話し、最後までファンへの謝罪の気持ちを語った。