大人気新人ボーイズグループJO1の鶴房汐恩がグローバルアイドルらしい一面を見せている。
JO1は視聴者参加型オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」を通して結成したグループ。メンバーは與那城奨、川尻蓮、白岩瑠姫、河野純喜、佐藤景瑚、川西拓実、木全翔也、大平祥生、金城碧海、鶴房汐恩、豆原一成の11人だ。
3月4日にシングル「PROTOSTAR」でデビューすると、初週売り上げは32万枚を突破。オリコン週間シングルランキングで1位に輝いた。またYouTubeで公開されているリード曲「無限大(INFINITY)」のMVは、再生回数が580万回を超えており、新人とは思えない勢いを見せている。
JO1 l『無限大(INFINITY)』MV
大人気のJO1の中で、今回は「永遠の反抗期」というキャッチフレーズを持つ予測不能な”宇宙人”キャラ、鶴房汐恩のある能力に注目したい。
鶴房汐恩は2000年12月11日生まれ、滋賀県出身のメンバーだ。JO1の結成日は昨年の12月11日。彼は19回目の誕生日にデビューへの切符を掴んだ、強運の持ち主だ。
そんな鶴房のグローバルな能力とはズバリ、韓国語運用能力だ。
「PRODUCE 101 JAPAN」参加前、鶴房は韓国で約10か月間アイドル練習生として生活を送っていた。惜しくもデビューは逃したものの、そのとき身につけた韓国語が今役に立っているようだ。
JO1のメンバーとなってからというもの、彼はメッセージやツイートなどあらゆる場面でハングルを使っている。
河野純喜に向けた誕生日メッセージ
Happy Birthday 純喜くん🎂✨
22歳、最高の1年になりますように🙏
これからもよろしくお願いします!#happybirthday#konojunki #junki#JO1 pic.twitter.com/VGZoVWRe56
— JO1 (@official_jo1) January 20, 2020
純喜くん 愛しています。誕生日おめでとうございます。汐恩
振付師チェ・ヨンジュンのスタジオに書かれたサイン
ヨンジュン先生好きです
ファンに向けたツイート
안녕하세요.
제이오원 시온이 입니다.
JAM 여러분 사랑해요~~🥰
응원 해주세요~~
from 汐恩— JO1 (@official_jo1) January 31, 2020
こんにちは。
JO1の汐恩です。
JAMのみなさん愛してます~~🥰
応援してください~~
from 汐恩
川尻蓮に向けた誕生日メッセージ
Happy Birthday 蓮くん🎂✨
23歳、最高の1年になりますように🙏
これからもよろしくお願いします!#HappyRenDay #happybirthday #川尻蓮 #kawashiriren #ren #JO1 pic.twitter.com/Wz7ZsHYbzJ
— JO1 (@official_jo1) March 2, 2020
レニヒョン(蓮お兄ちゃん)
蓮くん、お誕生日
おめでとうございます
ずっと(계서とあるがおそらく계속の誤字であると思われる)愛してます
汐恩
最近のサインでは、自身の名前をハングル表記にした「시온」を頻繁に使っている。
【#JO1】なんと!本日!メンバーの #大平祥生 さんと #川西拓実 さんと #鶴房汐恩 さんが当店にご来店くださいました😭💕レジ内扉にサインとチェキ、平台コーナーに、今作の見どころ・聴きどころコメントをいただきました‼️✨
ぜひ見に来てください👽 #無限大 #JAM #筋肉キス pic.twitter.com/0saJaTF8kk— HMV&BOOKS SHINSAIBASHI (@hmvbookssinsaib) March 9, 2020
JO1が生まれた番組「PRODUCE 101 JAPAN」は韓国の人気オーディション番組「PRODUCE」シリーズの日本版。番組当時から韓国で合宿を行っており、練習生たち(デビューメンバーに選抜されるために番組に出演していた101人のメンバーたち)は韓国の文化に触れる機会が多かった。また、JO1の所属事務所LAPONEエンターテインメントは日本の吉本興業と韓国のCJ ENMの合弁会社。彼らはJO1として活動を始めた後も韓国とのかかわりが深いのだ。
とはいえ、外国語を日常的に、しかも日本国内で継続的に使い続けるのは容易なことではない。頻繁に韓国語を使っているところを見るに、鶴房は韓国語を使うのが好きなのだろう。
鶴房以外にもJO1メンバーたちは、韓国語を話すことがある。会話レベルとまではいかずとも、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」や「(スゴハショッスムニダ)お疲れさまでした」、「カムサハムニダ(ありがとうございます)」などの挨拶や「サランヘヨ(愛しています)」「チンチャヨ?(本当に?)」など、これまでにいくつかの単語を使用している場面が見受けられた。
デビュー前にも1か月ほど韓国に滞在し、トレーニング合宿、楽曲制作、MV撮影を行っていたというJO1。長期間、韓国文化の中で生活したことで、彼らの中で韓国語を使うことに対するハードルが徐々に下がっていったのかもしれない。
グローバルグループとして日本だけでなく世界を視野に入れた活動を目指しているJO1。今後、外国語や異文化に触れる機会はさらに多くなっていくだろう。フランクに外国語を使用し、異文化に適応していく彼らの姿はまさにグローバルグループらしい姿なのかもしれない。