日韓合同グローバル・ガールズグループ IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良が、パーソナリティを務めるラジオ番組「今夜、咲良の木の下で(さくのき)」についに復帰。休止期間中についてや今後の活動について、涙ながらに語った。
2017年4月に放送を開始した「さくのき」は、宮脇がIZ*ONEのメンバーになってからも放送を継続していたが、昨年11月、IZ*ONE誕生のきっかけとなったオーディション番組「PRODUCE」シリーズに“投票不正問題”が発覚。その余波を受けたIZ*ONEは以降、全ての活動を中断し、事実上の活動休止状態に。それに伴い、「さくのき」も放送休止が決定、再開まではAKB48グループが代理で出演していた。
“IZ*ONE復活”を願う、ファンからの熱い声が届いたのか、2月初旬、IZ*ONEが所属するOFF THE RECORD ENTERTAINMENTは、IZ*ONEが新アルバム「BLOOM*IZ」で再始動することを発表。これを受け、「さくのき」も復活することが決定、ファンからは歓喜の声が沸き上がった。
「復帰後初ラジオで何を語るのか・・」宮脇の言動が注目を集める中オンエアされた2月19日の放送回は、宮脇の「ただいま!」の第一声からスタート。冒頭から活動休止について触れた宮脇は、番組の放送休止が決まった際の心境について「(もう)『さくのき』もできないのかな…と思った」と本音をポツリ。突然の決定に、不安や戸惑いを感じていたことを明かした。
そんな宮脇は今年で「アイドル生活 9年目」に突入。学生時代からひたむきに芸能活動に打ち込んできたため、3か月もステージに立たなかったのは今回が初めてだったという。休止期間中は、改めて“アイドル”という職業について考える時間が持てたと言い、「私にとってはまたひとつ成長できた期間だった」とふり返った。
ここまでなんとか涙を我慢していた宮脇だが、リスナーからの手紙を読み上げた瞬間、涙腺は崩壊。「この3か月間、(アイドルとして)笑顔や幸せを届けることができなくて、WIZ*ONE(ファンの名称)でいることが辛くないかなと心配していた」という宮脇だが、直接“待っていてください”とも伝えられないことに歯がゆさを感じていたそうだ。
それでも宮脇がこの辛く苦しい時期を乗り越えることができたのは、“心の支え=ファンの存在”があったからだという。宮脇は今回の放送を通じ、復活を辛抱強く待っていてくれたファンへ「私たち12人が戻ってこられたのはWIZ*ONEのおかげ」と感謝。「IZ*ONEでいることが私の幸せ、WIZ*ONEがIZ*ONEを好きでいてくれることが一番の喜び」とも語り、“IZ*ONE 宮脇咲良”としてまた新たなスタートを切ったのだった。
2月19日の「今夜、咲良の木の下で」は、下記URL、もしくは無料ラジオサービス「Radiko」でタイムフリー聴取が可能。