大人気K-POPアーティストBTS(防弾少年団)のメンバー、ジョングクの中国のファンたちが、新型コロナウィルスに悩まされる武漢市を助けるために立ち上がった。
1月24日、中国最大のジョングクファンコミュニティーである「ジョングクチャイナ」が、新型コロナウイルスの被害が拡大している武漢市に寄付を行った。
[Donation] 2020.01.24 In response to recent #Coronavirus outbreak in China, Baidu Jungkook Bar organized a 1-Day Emergency Fundraiser and collected 52,000 rmb (~7,500usd) for emergency relief in Wuhan, the epicenter of the outbreak.#WuhanCoronavirus #FightingWuhan #JUNGKOOK pic.twitter.com/AOsF5l7H3r
— JungkookCHINA🆕 (@Jungkook__China) January 24, 2020
ジョングクチャイナは、52,000元(日本円で約80万円)を寄付。さらに、現地の病院に医療用品を送ったことも明かした。
中国では現在、2700人超の新型コロナウイルス感染者が確認されている。特に武漢市では患者が急増しており、現地の病院には患者が殺到。医療関係者たちは物資や人手不足に悩まされている。
そんな中で行われた今回の寄付。事態の深刻さを世界に訴える上でも大きな意味を持つだろう。
ジョングクチャイナ以外にも、ジョングクのファンたちはこれまで様々な地域で寄付を行っている。
BTSのメンバーたちは、過去に何度も寄付を行っているが、そんな彼らの姿がファンを動かしたのかもしれない。グローバルアイドルであるジョングクの影響力が、良い形となって世界に波及しているようだ。
韓国のネチズンは、このような文化こそ成熟したファンダム文化であると、ジョングクとそのファンに称賛の言葉を送っている。