BTS(防弾少年団)の人気は、メディアを超えて、アカデミックな知性の殿堂にも浸透しているようだ。
1月4日から2日間、イギリス・キングストン大学で初めて、BTSをテーマにした大規模な国際カンファレンス「BTS: A Global Interdisciplinary Conference Project」が開催された。全世界から集まった140人以上の発表者は、BTSの全世界的な現象について学術的に分析し、交流を深めた。
BTS A Global Interdisciplinary Conference Project 映像
発表は「パファーマンスとファンダム」「治療のための音楽」「BTSのアート」「彼らの成功の秘密」「トランスカルチャーファンダムとファンカルチャー」「BTSの言語」「ジェンダーとBTS」「宗教とBTS」など多様な分野の研究者がBTSについて論じた。
BTSを研究した論文は去年から韓国国内で多く発表されているが、国際的な規模で開催された学術研究会は今回が初めて。今回のイベントを企画したバールメイン教授は「BTSは地域的な要素、すなわち韓国的なものを維持しながら世界を向いて、そして世界を代弁して語る最適な事例」だと今回カンファレンスの主催動機について説明した。
BTSの学術研究会は二日間にわたって開催されたが、休憩時間にはBTSの授賞式の舞台映像が流れ、一瞬会場の全員が一心同体になりBTSを応援する一幕もあったという。今回カンファレンスに参加したリ・ジヨン教授は「アカデミックARMYの祭りだった」と現場の熱気を伝えた。
今回、無事成功に終わったBTS学術カンファレンスは今後も継続していく予定。ARMYが今後、BTSをどんな観点で分析するのか、アカデミー分野の関係者も大きな注目を注いでいる。
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