韓国の音楽業界には「魔の7年ジンクス」というものが存在する。
「魔の7年ジンクス」とは、アイドルグループがデビュー7年目を迎える年、あるいは活動7年目に突然グループのメンバーが脱退したり、チームが解体することが多いことからできたものだ。
現在、アイドルと事務所の最大契約期間が7年となっていることが主な原因だが、過去は最大契約期間が5年だったので「魔の5年ジンクス」と言われた。
いずれにせよ、アイドルが存続できるかどうかは、最初の契約が終わったのち、再契約できるかどうかががポイントとなる。
今世界的に大旋風を起こしているBTS(防弾少年団)も今年で「魔の7年」を迎える。BTSは2013年、BigHitエンターテインメントからデビューし、今年でちょうどデビュー7年目を迎える。
一般的にアーティストと事務所は、契約期間が終了する6ヵ月前に再契約について話し合うことが多いが、BTSは契約期間が終了する1年前に契約の更新をするという異例の対応で、早々に「魔の7年ジンクス」を乗り越えた。
ガールズ・グループでは、Apinkが去年無事に「魔の7年」を乗り越えて再契約に成功した。Apinkは2013年、韓国で大ブレイクした曲「NoNoNo」で日本デビューし、現在も活動を続けている。
先月27日、年末の音楽フェスティバルで新曲「%%(Eung Eung)」を披露中、突然強制退場される不運な放送事故にあったばかりだが、グループは今後、当面活動を続けていく予定だ。
さて、無事に「魔の7年ジンクス」を乗り越えたBTSだが、彼らには次の関門が待っている。それは、韓国の男性なら誰でも避けられない兵役義務だ。去年、BTSの兵役免除を巡って韓国国内で様々な議論が行われたが、結局、BTSも兵役義務を避けられないという結論になった。
現在、兵役服務期間は2年と定められているが、今年6月15日以降に入隊する場合、服務期間は18ヵ月に短縮される。「魔の7年ジンクス」をぶっ飛ばしたBTSが、今後、兵役という難関を無事に乗り越えることができるかどうか、注目されている。
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