ガールズグループRed Velvetのメインボーカル「ウェンディ」が、12月25日、韓国ソウルにて開催された『SBS歌謡大祭典』のリハーサル中、舞台の下に転落する事故が発生した。
ウェンディは骨盤と手首を骨折、顔面に負傷を負うなど大けがをし病院に搬送され、Red Velvetの出演は急きょ取りやめとなった。
SBS局側は公式ホームページを通じて謝罪文を掲載したが、当事者のウェンディに対する謝罪がないことと、事故が起きた経緯の説明がないため視聴者は「謝罪の意を全く感じられない」としSNSが大炎上する事態になっている。
炎上が大きくなっている理由はそれだけではない。当日、アーティストたちがパフォーマンスしたステージが滑りやすく、とても危険な状態であったことにも批判が集まっている。
実際、ボーイズグループMONSTA Xのパフォーマンス中、同局の音楽番組『人気歌謡』で司会を務めている「ミニョク」が何度も転びそうになっていた様子が話題になっている。
▼転びそうになるミニョク
さらに、BTS(防弾少年団)の「V」も、ステージで滑って転びそうになっていた。危険だと感じたVはすぐさま隣にいるJ-Hopeの肩を叩き、足を滑らせながら「ここはよく滑るから注意してください」と指を指して注意を呼び掛けた。
▼J-Hope(左)、V(右)
これ以外にも危険な場面はあった。レッドカーペットの階段にてMAMAMOOの「ソラ」が転倒したのだ。
彼女が奇声をあげながら転倒するとMCとスタッフ、メンバーがすぐに駆け寄った。映像から聞き取れる彼女たちの会話によると、ソラは足を強く痛めたようだ。
▼ソラ転倒
「あら、強く打っちゃってるわね」
「靴を脱がせるわよ」
ソラの転倒はステージ上で起きたことではなかったが、この歌謡祭に多くの危険が潜んでいたことには違いない。視聴者および出演者のファンは、これらの危険な状況を改善することなく歌謡祭を進行したSBS局に、改善を求めている。
SBS局がきちんとした釈明を述べるまでは、炎上は収まらなそうだ。