視聴者参加型オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から、待望のグループ「JO1」が誕生した。
「PRODUCE 101 JAPAN」は視聴者の投票によって101人の練習生の中から11人のデビューメンバーを選出する視聴者参加型オーディション番組。12月11日に放送された最終回では、デビューメンバーが発表された。
11人いるメンバーの中から、今回は河野純喜、金城碧海、與那城奨を紹介したい。
河野純喜
河野純喜は奈良県出身の21歳。整った顔立ちと明るい性格が魅力的なメンバーだ。
【河野 純喜(Kono Junki)】パフォーマンスまとめ|PRODUCE 101 JAPAN
初回のクラス分けテストでは、與那城奨、安藤誠明とともに「シックスパックス」としてALEXANDROSの「ワタリドリ」をパフォーマンス。歌は未経験だという河野だが、ボーカルトレーナーにメインボーカルを担うだけの素質があると称賛された(0:05~0:18)。
第3話で放送されたポジション評価では、ボーカルを選択。ONE OK ROCKの「Wherever you are」を披露し、彼特有の少しハスキーな声と、圧倒的な声量で観客を魅了した。また、このときのエンディングシーンの表情がカッコいいと話題になった(0:37~1:00)。
第1回順位発表式(第5話)では15位に。デビュー圏外ではあるものの、上位圏に入っている。
第6話のグループ評価では豆原一成や鶴房汐恩らと共にBTSの「FIRE」を披露。「FIRE」チームは仲の良さと完成度の高いパフォーマンスで人気を集めた。河野はメインボーカルを担当。ここでも歌唱力を見せつけ、存在感を発揮した(1:01~1:30)。
第2回順位発表式(第8話)では、9位に。前回の順位発表式からは6位ランクアップし、デビュー圏入りを果たした。
スピーチでは「もっとダンスも歌も努力して、自分の歌に対する想いとか、気持ちの強さで人の心を動かせるようなアイドルになりたい」と力強い意志を感じさせてくれた。
また、彼が9位の椅子に座るときに見せた嬉しそうな表情が話題にもなった。
第10話のコンセプト評価では「DOMINO」を披露。ここでもメインボーカルを担当し、安定した歌唱力でパフォーマンスした(1:31~2:04)。
第3回順位発表式では11位に。ぎりぎりデビュー圏内となった。スピーチではデビューへの熱い思いを語った。
家族や友達や国民プロデューサーの方々たくさんの応援があったからこそ、ここに残れていると思うので、そんな方々に絶対に幸せな思いをしてほしいので、最後絶対に最高のステージを見せて絶対にデビューします。絶対にデビューします!
最終回では9位でデビューを決めた河野純喜。「これから最高のグループを目指して頑張ります!」と今後の活動への意気込みを語った。
金城碧海
金城碧海は大阪出身の19歳。クールな顔立ちと個性的な歌声が特徴だ。
【金城 碧海(Kinjo Sukai)】パフォーマンスまとめ|PRODUCE 101 JAPAN
クラス分けテストでは、中里空とともに「Team SKY」としてパフォーマンスを披露。ダンス・歌ともに未経験であるとは思えない完成度の高いパフォーマンスを見せた(0:06~0:30)。
ポジション評価ではボーカルポジションとなった金城。Superflyの「タマシイレボリューション」を披露した(0:47~1:06)。このパフォーマンスで聞かせた彼の特徴的な歌声は瞬く間に話題となり、彼が歌っていた「されどポーカーフェイス」という歌詞が金城のキャッチフレーズになった。
第1回順位発表式では33位となった金城。最初こそ認知度が低かった金城だが、めきめきと実力をつけファンを増やした。
グループ評価ではAAAの「Wake up!」を披露。ポップな歌にもなじむ声と上達したダンスを見せた(1:08~1:30)。
第2回順位発表式での順位は25位。前回から8位上昇した。
コンセプト評価では「Black Out」を披露することになった金城。セクシーな楽曲が彼のイメージにぴったりだと話題になった。ここではラップ担当となった彼。セクシーな声がラップとも相性が良いことを証明した(1:31~2:04)。
第3回順位発表式では14位に。順調に順位を上げ続けてきた金城。デビュー圏まであと一歩というところまで上昇した。
最終回では、見事10位でデビューを掴んだ。これまで一度もデビュー圏に入ったことのなかった金城。少しずつ確実に這い上がってきた。発表式で名前を呼ばれたとき、会場ではひときわ大きな歓声が彼を祝福していた。
與那城奨
與那城奨は沖縄出身の24歳。大人の色気と包み込むような優しい歌声が魅力だ。
【與那城 奨(Yonashiro Sho)】パフォーマンスまとめ|PRODUCE 101 JAPAN
クラス分けテストでは「シックスパックス」として河野純喜、安藤誠明とともにパフォーマンスした與那城奨。優しい歌声とパフォーマンス中に公開した腹筋が話題を呼んだ(0:06~0:20)。
ポジション評価ではボーカルを選択。米津玄師の「Lemon」を披露した。曲のハイライト部分で見せた歌唱力と美しいビジュアルが話題となった(0:42~1:20)。
第1回順位発表式では26位となった。デビュー圏には届かなかったものの、多くの人から支持を受け、上位圏の順位を獲得した。
グループ評価では東方神起の「Why?(Keep Your Head Down)」を披露した。ダンスが未経験であった與那城。練習ではすこし苦戦していたようだったが、チームメイトの助けを借り、本番では見事なパフォーマンスを見せた(1:21~1:32)。
第2回順位発表式では17位となった與那城。前回の順位から9位ランクアップした。
コンセプト評価では金城碧海らと共に「Black Out」をパフォーマンス。「君を抱いて眠ろう」というパートで見せた大人の色気がセクシーすぎると話題になった(1:34~1:56)。
第3回順位発表式では、與那城は10位となった。「もう少しだけ僕に力を貸してください。応援よろしくお願いします」と落ち着いた声で切実な思いを語った。
最終回では、11位でデビューを掴んだ與那城。涙をこぼしそうになりながらも、「“沖縄から世界へ”と言うスローガンを掲げていて、これからそれを体現していきたいと思いますので、よろしくお願いします」と力強いコメントを残した。
絶大な信頼を得ている3人
河野純喜、金城碧海、與那城奨は、これまでの練習風景から精神面を評価されることが多かった。スキル面での実力や成長はもちろん、メンタルという側面でも絶大な信頼を得ている3人。今後「JO1」を内側から支えてくれるのは、彼らかもしれない。