ビルボード・ミュージック・アワードにおいて、2年連続で「Top Social Artist」賞を受賞。さらに最新アルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」が、ビルボード全米アルバムチャートで1位を獲得するなど、今や世界で大ブレイク中のBTS(防弾少年団)。
こうなってくると、期待されるのが、アメリカ音楽界の最高峰のアワードであるグラミー賞の受賞だが、BTSはグラミー賞の新人賞の対象にはならない可能性があると、Koreabooが伝えている。
グラミー賞は、新人アーティストを次のように定義している。
・対象期間(2017年10月1日から2018年9月30日まで)内に作品をリリースし、パフォーマーとして世間に広く知られるようになったアーティスト/グループ
・前年に別のカテゴリーにノミネートされた場合は対象外(ただし作品がシングルもしくは他のアーティストの楽曲への参加で、まだフルアルバムをリリースしていない場合は除外)
・過去に同カテゴリー(新人賞)に3回以上ノミネートされておらず、対象期間に大きな躍進を遂げ、音楽業界に影響を与えた
BTSの場合、上記の条件は問題なく満たすとみられている。対象期間中に大ブレイクして音楽業界に大きな衝撃を与えたことには、誰も異論はないであろう。
しかし、新人賞の対象となるには次の条件も満たしている必要がある。
・対象期間より前に、30曲以上リリースしていない、もしくは3枚以上のアルバムをリリースしていない。
これについては、BTSは満たしていない。なぜなら、彼らはデビュー以来、97曲をリリースしているからだ。
しかし、あきらめるのは早計かもしれない。Koreabooによると、新人賞のルールは、レディー・ガガなど、話題のアーティストを対象にするために、これまでに何度もルール変更を行ってきているため、再度のルール変更により、BTSが新人賞にいノミネートされる可能性を示唆している。
また同メディアは、たとえ新人賞にノミネートされなくても、他の賞を獲得する可能性は十分あるという。4大賞の内、新人賞を除く、最優秀レコード賞、楽曲賞、アルバム賞にノミネートされたり、受賞したりする可能性も夢ではないようだ。
まずは今年11月に発表されるノミネートに期待したい。
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