「BLACKPINKをカムバックさせて!」 しびれを切らしたファンが事務所前に抗議トラックを乗りつけ猛アピール

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BLACKPINKのカムバックを切実に望むファンが起こしたデモ活動に、大きな注目が集まっている。

人気K-POPガールズグループ BLACKPINK(ブラックピンク)のファンは、先日、彼女たちの所属事務所「YGエンターテインメント」社の前に、電光掲示板が搭載された大型トラックを乗りつけた。そして、ファンからのメッセージを盛り込んだ抗議映像を流し、彼らの不満を訴えた。

BLACKPINKは、デビュー曲「WHISTLE」から最新曲「Kill This Love」まで、ミュージックビデオの再生回数がすべて1億回を突破。「Kill This Love」はK-POPグループ初の再生回数最短記録を残している。また、インスタグラムの国内フォロワー数は、1位 リサ、2位 ジェニー、3位にブラックピンク公式アカウントがランクインしており、4位のBTS(防弾少年団)公式アカウントを挟んで、5位にロゼ、6位にジスが続くなど、人気の高さを証明している。

このように圧倒的な注目度と人気を誇るにもかかわらず、BLACKPINKは、今年4月に発売した「Kill This Love」以来、カムバック活動を行っていない。カムバックの周期が異常に長く、彼女たちの持ち歌は、日本語版、リミックスバージョンなどを除けば、20曲ほどしかない。人気に比例しないコンテンツの少なさについても、ファンは問題視している。

また、メンバーのジェニーがソロ曲「SOLO」をリリースしたものの、ほかのメンバーのソロ曲は発表されていないことに不満を持つファンも多い。

9月に行われた韓国で行われたコンサート「2019 PRIVATE STAGE [Chapter1]」では、ファンに新曲を制作していることを報告していたにも拘わらず、未だカムバックは実現していない。

こうした状況に、ついに一部のファンはしびれを切らした。BLACKPINKが所属するYGエンターテインメント前に停められた抗議トラックの電光掲示板には、「完全体でのカムバック、1年に2回以上の音楽活動、約束されたメンバーソロプロジェクトの履行、授賞式や年末ステージへの参加、テレビ番組やバラエティ活動」という抗議の内容が掲示されていたという。

こうした抗議に対し、YGエンターテインメントは公式SNSを通じ、「BLACKPINKをはじめとする、所属アーティストのファンの声に耳を傾けている。2020年、新しいアルバムの発売を目標に、準備に入っているBLACKPINKを温かく応援してほしい。また、今回の愛情が込められた叱咤と声援に深く感謝するとともに、今後、より良い音楽を聞かせられるよう、常に最善を尽くす」と、事務所としては異例のフィードバックを発信した。

今やBLACKPINKは韓国国内だけではなく、世界で活躍するグローバルアイドルになった。それだけに、事務所側もこうした国内外のファンたちの声を無視できないのであろう。

2020年、素敵なカムバックステージでファンの不安感を払拭できるのか、今後の彼女たちの活躍に注目が集まっている。

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