大人気ガールズグループIZ*ONE、EXIDらのヒット曲が、本来は別のアーティストのために作られた楽曲であったことをご存じだろうか。
韓国のみならず、今や世界中から絶大な人気を誇っているK-POP。数あるヒット曲の中には、本来別のアーティストが歌う予定だった楽曲が数えきれないほど存在する。
「そうだったの?!」と思わず驚いてしまう、ヒット曲の本来の主人公を紹介しよう。
CLC → IZ*ONE
IZ*ONEのデビュー曲、『La Vie en Rose』は、本来「CLC」のアルバムに収録される予定だった。既にレコーディングも済ませていた状態だったが、IZ*ONEのデビュー曲に変更が決まったと告げられたそうだ。
金髪が印象的なビジュアルメンバー、イェリンはCLCのアルバム発表記者会見にて、記者からの質問に対しこのように答えている。
「(もともと私たちの曲だったのは)本当です。レコーディングも済ませていた曲なので、後々聞いてビックリしました。ですが、この世界ではよくあることなので少し名残惜しいですが、悲しかったりはしません。より良いオーナーを見つけたんだと思います」(イェリン)
Jessi → EXID
当時無名のガールズグループEXIDを、スターに成長させた大ヒット曲「UP&DOWN(ウィアレ)」。この曲は、韓国が誇るカリスマ女性ラッパーJessiのソロ曲だった。本来の曲名は「We Are At」だったが、発音が変化してウィアレとして生まれ変わった。音楽トーク番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」にてこの事実が明らかになった。
TWICE → Girl’s Day
Girl’s Day「女性大統領」の作曲家いわく、本来、この曲はTWICEのために作った楽曲なのだそうだ。TWICEが輩出されたJYPのオーディション番組「SIX TEEN」にて内部会議が行われ、この曲はTWICEのデビュー後、アルバムに収録される予定だった。しかし実際は、Girl’s Dayへと渡ったそうだ。
記者の勝手な予想だが、内部会議の時点でこの曲の歌詞が作詞されていたのだとしたら、「女性大統領」は韓国初の女性大統領だった“あの人”からインスピレーションを受けた曲であるため、多国籍グループのTWICEが歌うのは向いていないと判断されたのかもしれない。
ヒット曲の“本来の主人公”に、驚くばかりだ。