韓国の大人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバー V(キム・テヒョン)が、悪質な追っかけ行為を繰り返す、いわゆる“サセンファン”について言及した。
BTSのVは、12月15日、Naverの動画配信サービス「VLIVE」を通じて生配信を実施。そこでK-POPアイドルにつきまとうサセンについて語った。
Vによると、サセンファンは、短距離、長距離を問わず、常にメンバーのフライト情報を把握し、毎回、メンバーの前や隣の席などに座っているのだという。
こうした行為はメンバーにとってかなり負担になるようで、Vは少し言いづらそうに「こわい」と心の内を打ち明けた。こうしたこともあり、BTSは現在、プライベートジェットを使用しているのだという。
「僕が代表して言わなければいけないのですが。今僕たちは、プライベートジェットを利用してますが、実際は民間の飛行機に乗りたいと思ってます。でも僕たちが飛行機に乗るとき、短い、長いフライト関係なしで、僕らの座席を知っていて僕たちの前や隣に座っていらっしゃる人がいるんです。そういったプライベートな空間でもゆっくり休めなくて、かなり大変だったんです。えーっと、正直いうと、そういう行為はしないでほしいです。こわいですよ。本当に」(V)
そう話すVの映像が、韓国のコミュニティサイト TheQooに掲載されると、韓国のネット民からサセンを批判するコメントがたくさん寄せられた。
またBTSの事務所BigHitエンターテインメントに対して、フライト情報を提供している人を特定し、今すぐに訴えるべきだと指摘している。
「BTSがかわいそうだ。サセンは自分の人生をもっとよく生きるべきだ」
「同じ飛行機に乗ったり、常に追いかけ回したり、立派な犯罪だ」
「BigHitはメンバーを守るために、フライト情報を売っている人を早く特定して、法的措置をとるべき」