2019年、BTSなどのスターを筆頭に、K-POPアイドルブームが世界中で盛り上がりを見せている。
こうしたブームの波に乗ろうと、新しいアイドルやアイドルグループが続々と誕生している最近の韓国歌謡界は、まさに『アイドルの戦国時代』真っただ中と言ってもいいだろう。
そんな一方で、さまざまな理由で活動を終えるグループもある。今年もいくつかのグループが解散を発表した。
今回は、2019年に解散を発表したアイドルや、事実上解散となったグループを紹介しよう。
MYTEEN
オーディション番組「PRODUCE X 101に」出演し、実力派ビジュアルラインのソン・ユビン、キム・グクホンが在籍したMYTEENは、デビューから約二年後の2019年8月21日に解散した。一方、チョンジン、ウンス、グクホン、ジュンソプもオーディション番組「MIX NINE」に出演した経験がある。
Nine Muses
2010年8月にデビューした9人組ガールズグループのNine Musesだが、2016年に立て続けに問題が起こった。メンバーの脱退と契約終了、新メンバーの加入だ。その後もヘミ、キョンリ、クムジョ、ソジンの四人組で活動を続けていたが、2019年2月24日に解散した。
MATILDA
4人組ガールズグループ、MATILDAは音楽番組にも頻繁に登場し、韓国の有名な音楽トーク番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」で単独インタビューも受けた期待の新人だった。その後、オーディション番組「THE UNIT」に全員で出演。再起を図るかにみえたが、2019年9月契約終了のため解散した。
BAP
2012年1月にデビューしたBAPは、KARAや2PM世代なら絶対に知っているであろう大人気ボーイズグループだ。大ヒット曲を次々に生み出した彼らだったが、所属事務所の対応や給料が不透明なことを理由に裁判を起こし、テレビから姿を消した。2015年8月に、所属事務所と和解して再出発したが、3年後にリーダーのヨングク、ZELOが脱退。BAPは2019年2月17日に解散した。
CAMILA
2018年8月にデビューした三人組のセクシー系グループCAMILA。メンバーのチョイム自身が所属事務所の代表取締役という異例なガールズグループとして話題に。しかし、新たな道を歩むことを決断し、2019年7月22日に解散した。
PRISTIN
オーディション番組「PRODUCE 101シーズン1」に出演し見事デビューを飾ったギョルギョン、ナヨンを筆頭に、ガールクラッシュな魅力で女性からの支持を集めていたPRISTIN。2017年3月にデビュー後、PRISTIN Vというユニットまで誕生した。しかし長い活動空白期間が続き、ファンはいつカムバックするのかとフィードバックを求めていた。しかし2019年5月24日に所属事務所がついに口を開くと、その内容は解散宣言だった。突然の発表にファンは大きな衝撃を受けた。
事実上解散…?
f(x)
今年デビュー10周年を迎えるf(x)は、2015年に発表した4thフルアルバム「4 Walls」以降、現在までの約四年間アルバムを発表していない。デビュー10周年を転機に、新アルバムのリリースが期待されていたが、アンバーとルナがSMエンターテインメントを離れたため、f(x)の活動はほぼ不可能になった。ルナは、「会社を移籍してもf(x)は解散しない」と話すが、事実上解散したと言われている。
GIRL’S DAY
長い無名期間を過ごした末、2013年に発表した「女性大統領」で大ヒット。一躍、時の人となったGirls Dayだが、2017年に契約終了が迫った。メンバー全員が再契約を交わし、ソロ活動もしつつ活発的に活動。しかし、2019年にユラとミナが事務所を移籍したことで、f(x)と同じくグループとしての活動を続けていくのは難しいとみられている。
EXID
2019年5月3日、EXIDの所属事務所はハニとジョンファが移籍することを発表した。しかし、日本での契約がまだ続いているため、日本ではメンバー5人で活動中。12月25日(水)に日本2ndシングル「Bad Girl For You」のリリースを控えている。日本の契約が終了すれば、完全体での活動は難しそうだ。