大人気グローバルグループBTS(防弾少年団)が、また新たな伝説をつくった。
11月30日、BTSは「MMA(Melon Music Award)」に出演。大迫力のステージを披露した。
BTS (방탄소년단) Intro: Persona + 상남자(Boy In Luv) + 작은 것들을 위한 시(Boy With Luv) + 소우주 + Dionysus @ 2019 MMA
今回BTSは、37分にも及ぶステージを披露。「Intro : Persona」、「Boy In Luv」、「Boy With Luv」、「Mikrokosmos」、「Dionysus」の5曲をパフォーマンスした。今回注目したいのは、各メンバーのソロステージ。迫力のあるステージから、神秘的なステージまで、メンバーそれぞれのイメージに合ったパフォーマンスを見せた。
RM – 「Intro : Persona」
今回、BTSのステージはRMのソロ曲から始まる。「Intro : Persona」はアルバム「MAP OF THE SOUL : PERSONA」に収録された曲。自分がどんなペルソナ(仮面)を持っているかについて書かれているこの楽曲は多くのファンに愛されている。
ソロステージであるにもかかわらず、大迫力のパフォーマンスを見せてくれたRM。その存在感はまさにスーパースターだ。
V – 「No More Dream」
VはBTSのデビュー曲「No More Dream」でパフォーマンス。既存の振り付けとは異なる、セクシーなダンスで観客を魅了した。
彼もまた、大きなステージを一人で使いこなしている。圧倒的なパフォーマンスで会場全体を支配した。
ジン – 「Danger」
白馬のモニュメントの上に立ち、登場したジン。真っ白な衣装と端正な顔立ちは、まるで王子様のようだ。
周りのダンサーたちを従えるようなダンスは迫力満点。ソロではバラード曲を披露することが多いジンだが、今回は力強いダンスパフォーマンスを見せた。
ジミン – 「I NEED U」
ジミンはBTSが音楽番組で初めて1位を獲った曲、「I NEED U」でパフォーマンスを披露した。ジミンがステージに登場すると、ひと際大きな歓声が。今にも消えてしまいそうな儚さを感じさせる彼に、会場全体が息をのんだ。
シュガ – 「FIRE」
燃え盛る炎の中、登場したシュガ。座っているだけでも覇気を感じる彼の姿に、鳥肌が立った人もいるのではないだろうか。
演出でスーツが真っ赤に染まったシュガ。「プルタオルネ」という決めゼリフで会場を沸かせた。
ジョングク – 「SAVE ME」
煙の中登場したジョングクは、水しぶきを上げながら華麗なダンスを見せた。
まるで水と一体になったかのような、美しいジョングクのダンス。力強さと儚さが混在する、神秘的なステージになっている。
J-HOPE – 「FAKE LOVE」
BTSのダンスリーダー、J-HOPEは「FAKE LOVE」を披露。
真っ青な照明の中、激しくダンスを踊るJ-HOPE。迫力がありながらも、細部まで美しい、繊細なダンスで観客を魅了した。
BTSがこれまで発表してきた7つの楽曲と共に、個性的なステージを見せたメンバーたち。たった1人のパフォーマンスでも、会場全体を魅了してしまう7人の姿に感動を覚えた観客も多いことだろう。
MMAを皮切りに始まった年末歌謡祭の数々。BTSが、今後さらにどのようなステージを見せてくれるのか、楽しみだ。