大人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」が、現在GYAOで配信中だ。この番組は、101人の練習生の中から国民プロデューサー(視聴者)による投票を通して11人のデビューメンバーを決定する番組だ。
11月28日に公開された第10話では、前回に続いてコンセプト評価の様子が放送された。
後半にステージを披露したのは「DOMINO」「クンチキタ」「Happy Merry Christmas」の3チームだ。
ハイレベルなダンスが魅力「DOMINO」
DOMINOチームは、川西拓実、川尻蓮、鶴房汐恩、豆原一成、キム・ユンドン、チョン・ヨンフン、河野純喜の7人だ。第2回順位発表式では、7人全員がデビュー圏内にランクインしていた。人気と実力を持ち合わせたチームといえるだろう。
上位のメンバーたちが集まったこのグループ。しかし、この「上位組」というレッテルが彼らを苦しめる。上位にいるという責任感や、他の練習生からの視線。たくさんのプレッシャーを受ける中でパフォーマンスを作り上げていった。
合同練習では、他のチームに見守られながらパフォーマンスを披露。しかし、このパフォーマンスを見た他の練習生の反応はイマイチ。DOMINOチームのメンバーたちも、自分たちのダンスには表現力が足りない、と焦りを見せた。
PRODUCE 101 JAPAN|勝利のために、自分が出来る最大限の努力を|#10
表現力という課題を見つけてからは、ハードな練習で個々の表現力を高める努力を続けた。メンバー同士が声を掛け合って細部までこだわる姿からはプロの意識が感じられる。
PRODUCE 101 JAPAN|♫DOMINO@#10 コンセプトバトル
本番では、7人の息の合ったダンスを披露。プレッシャーの中で戦うメンバーたちの本気が伝わってくるステージだ。
迫力あふれるステージ「クンチキタ」
クンチキタチームのメンバーは、上原潤、青木聖波、宮里龍斗志、岡野海斗、井上港人、木全翔也、佐藤景瑚の7人だ。木全翔也と佐藤景瑚は当初「DOMINO」をパフォーマンスすることになっていたが、定員オーバーとなったため移動することになった。
「DOMINO」から移動しなくてはならなくなった二人は、悔しさをばねに練習にいそしむ。そんな二人をサポートしたのがリーダーの上原潤だ。途中から参加した二人が出来るだけ早くなじめるように積極的に声をかけているようだった。
PRODUCE 101 JAPAN|新メンバーの加入…そして、与えられた試練|#10
木全と佐藤もチーム練習のあとに自主練を続けるなど、完璧なパフォーマンスのために全力を尽くした。とくに木全は、振付が自分の苦手なスタイルであったにもかかわらず、それを克服するために基礎から練習をするなど、努力を続けた。
PRODUCE 101 JAPAN|♫クンチキタ@#10 コンセプトバトル
本番では、迫力あふれるステージを披露。激しい曲調に合った、ワイルドな魅力を発揮した。
これぞアイドル「Happy Merry Christmas」
Happy Merry Christmasチームは、白岩瑠姫、床波志音、佐藤來良、男澤直樹、磨田寛大、中本大賀、浦野秀太の7人だ。ボーカル志望の練習生が多く、歌唱力が非常に安定している。
そんな彼らが苦労したのが、表情作り。「Happy Merry Christmas」は楽しく明るい楽曲であるため、曲に合った表情作りが大切になる。
PRODUCE 101 JAPAN|ダンスを楽しむために、越えなければいけないハードルとは|#10
トレーナーによる中間チェックでは、床波志音が振付を覚えられていないことが発覚。悔しそうな表情を見せた床波だったが、その後の練習で男澤や他のメンバーに支えられながら努力を続けた。
PRODUCE 101 JAPAN|♫Happy Merry Christmas@#10 コンセプトバトル
本番では誰よりも楽しそうな表情でパフォーマンスをした7人。見ている人が自然と笑顔になるような、アイドルらしいステージを披露した。
1位を獲ったのは・・?
5チームの得票ランキングは5位「やんちゃBOYやんちゃGIRL」、4位「Black Out」、3位「DOMINO」、2位「Happy Merry Christmas」、1位「クンチキタ」という結果になった。
個人総合1位に輝いたのは井上港人。パワフルなダンスで存在感を示した井上。現場の観客に自分の魅力を伝えることが出来たようだ。
【井上 港人(Inoue Minato)】推しカメラ|♬クンチキタ@コンセプトバトル|PRODUCE 101 JAPAN
井上はこれまでの評価テストでセンターに立候補するなど、自分を魅せるための努力を続けてきた。“勝ち”に向かう貪欲な姿勢が、今回の栄光を掴んだのかもしれない。
総合1位となった井上には10万票、その他のクンチキタメンバーには2万票ずつのベネフィットが入る。
どれだけ自分を魅せられるかが勝負のカギ
今回の評価テストの結果、そして視聴者投票の結果を通して、現在35人いる練習生たちは今後20人に絞られる。
第9話で公開された順位ランキングではかなり大きな順位変動が見られた。今後も票は大きく動くと予想される。
ここから生き残っていくためには、自分にしかない武器を見つけることが大切になってくるだろう。ファイナル評価に挑む20人は誰になるだろうか。その結果は12月5日の第11話で明かされる。