BTS(防弾少年団)シュガの、穏やかな人柄がよくあらわれた発言の数々が話題に。争いを好まないシュガの平和すぎる言葉に、ファンたちはあらためてシュガの落ち着いた魅力を実感している。
シュガといえば、いつもメンバーたちを温かいまなざしでそっと見守り、グループのあり方を常に真剣に考えているメンバーとしてお馴染み。落ち着いた性格ゆえ、冷たいと勘違いされてしまうこともあるシュガだが、その心はだれよりも大きな愛情であふれており、シュガが見せるさりげない優しさはいつもファンの心をときめかせる。
「“沼”がいちばん深いメンバー」とも言われ、知れば知るほどその素晴らしい人柄があらわになるシュガだが、今、そんなシュガの穏やかな性格がよくあらわれた言葉の数々が話題に。ファンたちは、シュガがこぼす本音があまりにも平和すぎると、その発言を微笑ましく思っている。
「フィジカルはダメだ」
VLIVE内でのバラエティ番組「Run BTS!」のエピソード71では、カナダのトロントにて撮影を実施。スタッフから与えられるミッションに挑戦しながら、メンバーたちの和気あいあいと楽しむ姿が配信された。
そんなエピソート71で、夕食後におこなわれたゲームの最中、シュガの平和すぎる発言が飛び出した。大盛り上がりの首都当てクイズの後、ジョングクと1対1で対戦することになったシュガ。普段から身体を鍛えていることで有名なジョングクが「腕相撲をします」と言った途端、シュガの表情はたちまち緊張気味に。シュガの表情変化にメンバーたちも大笑いする中、シュガは固い表情を崩さないまま「フィジカルはダメだ」とはっきりと言い放った。
争いを好まないシュガにとって、ありったけの力を発揮して挑まなければいけない腕相撲は絶対に気が乗らない種目だったようだ。
Run BTS! 2019 – EP.71(該当シーンは10分40秒頃~)
「僕は僕にケガをしてほしくない」
「Run BTS!」のエピソード73では、BTSが演技に挑戦。これまでも何度かコントに挑戦したこともある彼らだが、今回のミッションはドラマを撮影すること。メンバーたちが協力し、本格的な撮影風景を披露した。
そんなエピソードでは、ドラマの撮影の前に、メンバー別に演技力テストを実施。メンバーたちは過去に放送された名作ドラマのワンシーンを演じ、これまでにない意外な魅力を見せつけた。
シュガが担当することとなったのは、世界各国で話題となった人気ドラマ「花より男子」のワンシーン。読むことになったセリフはなんと、「あいつらがお前に指一本でも触れるなら、僕の肋骨が全部折れたほうがよっぽどいいから」という、平和主義のシュガには似ても似つかない衝撃的なセリフだった。
このセリフを聞いた途端、シュガはすぐさま「僕は僕がケガをするのは嫌なんだけど」と苦笑い。セリフを読んだ後も、シュガは「僕は僕がケガをしないでほしいんだ」と切実に語った。
Run BTS! 2019 – EP.73(該当シーンは15分28秒頃~、15分53秒頃~)
「怒鳴ったりすることができないんです」
BTSが2017年に公式YouTubeチャンネルに公開した「LOVE YOURSELF Highlight Reel」といえば、メンバーたちの新鮮な演技と斬新な役柄が話題となり、公開直後から瞬く間に注目を浴びた大作として有名。映像にはメンバーそれぞれの相手役と言える女性が登場し、複雑な心情を見事に演じきったメンバーたちの姿は、見るファンの心を一瞬で鷲掴みにした。
そんなハイライトリールでシュガは、追いかけてくる女性の腕を振り払い、怒鳴って立ち去る迫真の演技を披露。見ているほうも思わず身体がこわばる完璧な演技力を発揮したシュガだったが、その本心はそんな役柄とはまったく違ったようだ。
シュガはカメラが止まるとすぐさま「怒鳴ったりすることができないんですよ」とひとこと。「人に怒鳴ったことがないです」と続け、与えられた役柄と自身の性格とのギャップに戸惑っている様子を見せた。
[ENG] 171103 [EPISODE] BTS (방탄소년단) ‘Highlight Reel’ sketch)(該当シーンは1分16秒頃~)
シュガの平和で穏やかな人柄がよくあらわれた発言の数々に、ファンはあらためてシュガの変わらない魅力を実感。どんなときも信念を貫き、常に落ち着いた心で日々を過ごすシュガの紳士な心に、ファンからは絶賛のコメントが送られている。