韓国のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの投票操作報道を受け、同シリーズの日本版「PRODUCE 101 JAPAN」の制作サイドがコメントを発表した。
韓国の国民的オーディション番組として、これまでI.O.IやWanna One、IZ*ONE、X1といった人気グループを誕生させてきた「PRODUCE」シリーズだが、今夏本国で放送された「PRODUCE X 101」(2019年5月3日-2019年7月19日)の最終回で、ファイナル進出者20名の得票数の差に一定の規則性が見られたことから、突如“不正操作疑惑”が浮上。これを機に、警察による捜査が開始された。
そして11月5日、不正操作に関与したとされるアン・ジュニョン プロデューサー(PD)ら関係者が逮捕。投票結果の不正操作だけでなく、芸能事務所による高額接待など、「PRODUCE」シリーズの“闇”が次々と発覚し、今後の動向をファンだけでなく、多くの国民が注視している。
連日の報道を受け、11月15日、「PRODUCE 101 JAPAN」の制作サイドは公式サイトに“『PRODUCE 101』シリーズの不正投票操作に関する一連の報道について”と題した長文の声明を掲載。「PRODUCE 101 JAPAN」は独自の運営体制によって制作されており、不正は一切ないことを堂々宣言した。
「PRODUCE 101 JAPAN」は9月25日(水)深夜にTBSで初回放送され、以降はGYAO!にて配信中。最終回は再びTBSにて12月11日(水)に生放送される予定だ。
以下、コメント全文。
いつもPRODUCE 101 JAPANならびに練習生への大きなご支援をいただきありがとうございます。
『PRODUCE101』シリーズに関する投票集計不正操作の報道がなされておりますが、『PRODUCE 101 JAPAN』は韓国PRODUCE101シリーズから独立した「日本版」独自の運営体制によって制作されており、不正はなされていないことをご報告いたします。『PRODUCE 101 JAPAN』における全ての投票集計作業は、制作に携わる複数社のスタッフの立ち合いによって公正に行われております。また、一連の報道で名前が挙がっている不正投票操作に関わったCJENM社員やその他関係者は、「PRODUCE 101 JAPAN」の番組制作業務に携わっておりません。
『PRODUCE 101 JAPAN』の制作は、以上のとおり実施しており不正はございません。さらに、『PRODUCE 101 JAPAN』の投票集計作業について、上記の複数社のスタッフによる投票集計チームに、制作業務から完全に切り離された外部弁護士も加えた投票集計管理体制とし、より強固で公明正大な集計環境の下で実施してまいります。
今後もスタッフ一同、皆様に安心して楽しんでいただける番組制作に努めてまいりますので、引き続きPRODUCE 101 JAPAN、練習生へのご支援を何卒宜しくお願い致します。
PRODUCE 101 JAPAN運営事務局