K-POPを代表するスターBTS(防弾少年団)の作曲家兼プロデュースを務めるJINBOが彼らの第一印象について語った。
JINBOは、BTSの記念すべき1stアルバム「DARK&WILD」のLook Here(ヨギバ) より楽曲提供を始め、現在までに、BTSのさまざまな楽曲を手掛けてきている。(Pied Piper、Anpanman他)
最近は、BTSが多忙なため顔を合わせることは少ないそうだが、彼らは家族のような間柄だという。
彼が2014年に出会ったBTSの第一印象は、メンバーたち全員がとても仲がいいということだった。
「レコーディングを終えて帰宅する時に、7人のことが何度も頭に浮かぶんですよ。普通アイドルはメンバー全員が集まって録音することが難しいんですが、BTSは7人がずっと一緒にいて、しかもとっても仲がいいんです」
彼は、BTSのメンバー間の雰囲気の良さが、あまりにも印象的だったため、初対面から5年近く経った今も当時のことを鮮明に覚えているようだ。
続けて、彼が、素晴らしい音楽才能で驚かされたというメンバーを明らかにした。末っ子のジョングクだ。
「デモ音源を作った時に、他のアーティストに楽曲提供をする時は僕のスタイルがあるため、80%くらいしかデモ通りにいかないんですが、ジョングクは全てキャッチして完コピするんです。なので聴く耳とそれを表現する力がズバ抜けていると思っています」
ジョングクはデモを聴いてその楽曲が伝えたいメッセージや楽曲の特徴を把握する能力がズバ抜けて優れているそうだ。
確かに、Vやzion.tのモノマネが上手なのも耳が良いゆえの特技なのかもしれない。彼はジャスティンビーバーなど有名POPアーティストの楽曲を多くカバーしてきたが、英語が苦手なのにもかかわらずネイティヴのような発音で私たちを驚かせるのも、こうした才能があってのことだろう。さすがは、メンバー自慢の天才末っ子ジョングクだ。
BTSは、メンバーたちの和気あいあいとした雰囲気がグループの軸となり、そのポジティブな印象が多くの人々の共感を呼び、世界中から愛されるトップアーティストになっていったのだということを証明するエピソードだ。