韓国で人気のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの日本版「PRODUCE 101 JAPAN」が現在GYAOで公開中だ。
10月24日に公開された第5話では、初の脱落者発表が行われた。97人いる練習生の内、61位以降のメンバーが脱落となる。
1~4話で練習生たちの努力と成長を見届けてきた国民プロデューサー(「PRODUCE 101 JAPAN」練習生に投票する視聴者)は、脱落するメンバーを思って心を痛めたことだろう。
脱落した練習生の中には、本当に多くの国プ(国民プロデューサーの略称)から支持を集めていたメンバーもいる。今回は、生き残ったメンバー、脱落したメンバーそれぞれを取り上げながらランキングをまとめていきたい。
危機脱出!国プが救った実力派 佐野文哉・岡野海斗・床波志音
生き残った練習生たちの中には、先週まで61位以降の順位だったメンバーもいる。佐野文哉・岡野海斗・床波志音はその内の3人。前回から20位以上ランクアップしている練習生だ。
彼らのランクアップは、第4話で見せた実力が勝因だろう。床波志恩はボーカルポジションで個人順位1位、岡野海斗はラップポジションで個人順位3位を獲得している。
PRODUCE 101 JAPAN|1組|back number♬HAPPY BIRTHDAY@#4 ポジションバトル
PRODUCE 101 JAPAN|1組|101オリジナル@#4 ポジションバトル
また、佐野文哉はダンスポジションの評価で川尻蓮率いる「HIGHLIGHT」1班と対決。2班のセンターとしてチームを引っ張っていったダンス実力者だ。本番のステージでは、Aクラスの練習生が多い1班に、引けを取らないほどの素晴らしいパフォーマンスを魅せた。
PRODUCE 101 JAPAN|2組|SEVENTEEN♬HIGHLIGHT@#4 ポジションバトル
これまで出演分量が少なかった3人だが、ポジション評価を経て一発逆転を果たした。実力が認められて這い上がってきた、彼らのこれからに期待したい。
デビュー圏内11人は・・?
97人の内、最終的にデビューできるのは11人。今回、デビュー圏内にランクインした練習生は以下の11人だ。
1位 川尻蓮
2位 豆原一成
3位 川西拓実
4位 キム・ヒチョン
5位 鶴房汐恩
6位 キム・ユンドン
7位 大平祥生
8位 チョン・ヨンフン
9位 大澤駿弥
10位 宮島優心
11位 安藤誠明
放送開始当初からベスト3をキープし続けている、川尻蓮、豆原一成、川西拓実。今回は一人ずつ各順位の感想とこれからの意気込みを語った。
「嬉しいです。でも本当に目指しているのは1位のその先だと思うので、満足していないです。もっとできることはたくさんあるので、全部やりたいです」
「歌だったりダンスだったりもっと練習して頑張って蓮くんに近づけるように、もっと上に目指していきたいと思います」
「僕はずっとこれまでもこれからも1位を目指して、誰よりも努力してたくさん成長した姿を見せられるように頑張るので僕をトップに連れていってください」
11人はこれまでにも上位にランクインを果たしている。票数を見ても圧倒的な人気を誇っていることが分かり、今後の活躍が期待される。ビジュアルや実力、またはその両方を持ち得ているスペックの高い練習生たち。今週から票数がリセットされるが、次回のランキングでも上位に入って欲しい。
現実を受け止めきれない・・衝撃の脱落メンバー
今回の放送でとくに反応が大きかったのは、脱落した練習生についてだった。30人以上の脱落者の中には人気を集めていたメンバーもおり、困惑する国プも多かったようだ。
その中でも特に脱落を惜しまれているのが、中川勝就だ。
放送後に公開された、脱落したメンバーからのメッセージ動画には、中川勝就について書かれた国プのコメントがたくさん残っている。
PRODUCE 101 JAPAN|国民プロデューサーのみなさまへ練習生のラストメッセージ
「中川勝就を失ってしまったなんて…ショックが大きすぎて何もできない」
「中川勝就くんはステージに立つべき人。夢を諦めないでね」
「勝就がいないなんて本当に無理…現実を受け入れられない…悔しすぎる」
整ったビジュアルと安定したラップの実力を持つ中川勝就。彼の脱落は今後の日プ(「PRODUCE 101 JAPAN」の略称)に大きな影響を与えるのではないだろうか。
一方、中川本人はSNSを再開。ファンに対する感謝の言葉をツイートした。このツイートは約2万人のいいねが付けられている。
皆様、本当にありがとう!
インスタにも載せてます!
よかったら読んで下さい!#中川勝就 #PRODUCE101JAPAN pic.twitter.com/breO10YKtQ
— 中川 勝就 (Nakagawa Katsunari) (@KatsunariNK) October 24, 2019
中川勝就のように、多くの国プに惜しまれながら脱落した練習生は他にもいる。実力がありながら脱落してしまった彼らに報いるためにも、国プはこれからの投票に慎重になる必要があるだろう。
12月11日の最終回で、どんなアイドルグループが生まれるのかは国プの投票にかかっている。その一票が練習生たちの人生を左右する一票であることを忘れずに、投票を続けて欲しい。