韓国のカリスマ歌手・IUが、過去の授賞式でアーティストへ向けて語った言葉があらためて話題に。彼女の素晴らしい人柄が称賛されるとともに、厳しい世界を生きるアーティストの心を思い、その切なさにファンたちは涙している。
IUといえば、普段からその温かい人柄が話題になるアーティストとして、多くの人々のロールモデルである素晴らしい人格者として有名。彼女の優しさはいつもファンの胸を温かくし、周囲の人を常に気遣う姿はまさにアーティストの鑑だといわれている。
そして今、そんな素晴らしい人柄を持ったIUが、過去に出演した「ゴールデンディスクアワード」での授賞式の最中、共に歌謡界を生きるアーティストに向かって語りかけたメッセージが再び話題に。同じ“歌手”という職業を全うしながらも、1人の人間として日々を生きるアーティストを思うIUの言葉に、ファンからはあらためて称賛の声が集まっている。そのメッセージがコチラだ。
「特にアーティストの方々は、人を慰める仕事をされている方々ですから、プロ意識も高くて、すべてが素晴らしいですが、人として先に自分自身を助けて、慰めて、表情に出すまいとしているうちに、かえって病気になってつらくなってしまうことがなければと、心からなければと、本当になければいいなと心から思います」
“아티스트분들은 사람들을 위로하는 일을 하시는 분들이니만큼 프로 의식도 좋고 다 좋지만 사람으로서 먼저 스스로 돌보고 다독이고 내색하지 않으려고 하다가 오히려 더 병 들고 아파하시는 일이 없었으면 진심으로 없었으면 정말 없었으면 좋겠습니다.”
– 아이유, 골든디스크 수상소감 중 pic.twitter.com/KZVVEu2ai6
— ㅈㅇㄱ (@N0T_ERASER) October 14, 2019
IUが心からそう語るメッセージは、その現実離れした職業性からついつい人々の理想を押し付けられてしまいがちなアーティストも、それぞれがファンと同じ1人の人間であることや、アーティストも多くの人と同じように周囲からのプレッシャーや悪質な言葉に傷つき、それでも懸命に日々を生きていることを実感させてくれる。アワードに出席していた他のアーティストたちも、IUのスピーチにうなずきながら耳を傾けており、彼女の語る言葉がどれほど胸に響いたか、そのメッセージ性が伝わってくる。
悲しいニュースがたびたび聞かれる芸能界。IUのこの言葉に、ファンたちはあらためて“芸能人”という職業の苦労を切なく思い、その素晴らしいプロ意識に称賛の声を送っている。