BTS(防弾少年団)のリーダーRMが聴覚障害学校に寄付したことにつき、一部のネチズン(ネットユーザー)が彼を非難している。
9月、RMは聴覚障害学校であるソウル三星学校に約900万円を寄付し話題になった。
学校関係者は、「“聞くことが困難な学生たちが、様々な方法で音楽を楽しむことができたらいい”という意味で寄付を受けた」と話し、「聴覚障害のある学生と芸術公演活動を拡大するために使用する計画だ」と伝えた。
アーティストとして活躍する彼は、音楽を聴くことが困難な人々にもその素晴らしさを知ってほしいと思ったのだろう。
彼の行動は多くのニュース媒体に取り上げられ、報道された。すると一部ネチズンからは彼の行動を疑問視する声もあがったのだ。
「寄付したお金が100%そこに通う人のために使用されるかは分からないだろ?聴覚障害者のための文章翻訳を提供する“AUD社会的協同組合”に支援金を寄付するほうがよっぽど良いよ」(A氏)
このコメントを書いたA氏は、寄付した金額が学生のために使われない可能性がある点を指摘。寄付するなら慎重に行うべきだとした。
たしかにA氏の指摘には妥当な点があるのかもしれない。しかし一方で、A氏のようなアドバイスではなく、彼の行動をただ非難するコメントも寄せられた。
「RMからしたら、900万円なんて秒で稼げる金額だ」
「こっそり寄付されることも多いのに記者たちは、なんでこんなに大きく取り上げた?」
「善良な行動をしますってイメージ作りだろ?」
「ほかに寄付しなよ!!」
RMが自分の財産から寄付したことについて第三者がイチャモンをつけるとは・・。呆れるしかない。
これに対し、ARMY(ファン)は正論でこう言い放った。
「RMは歌手で、多くの人に音楽を届けるのが仕事。だからこそ、音楽に興味のある聴覚障害者の方に力になれないかと寄付しただけなのに、その寄付を『そこに寄付しないで他の場所にするべきだ』と非難するなんて、変な話じゃない?」(ARMY)
実はBTSが聴覚障害者をサポートしたのはこれが初めてではない。
▼手話通訳
海外公演にて聴覚障害のある学生団体が足を運んだ際に手話通訳を手配し、学生たちが最大限に楽しめるようにサポートしたことがある。
人気アーティストで注目される分、様々な非難の対象になることは仕方がなく思えるがこの件はあまりにも根拠のない非難だった。
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