新生ボーイズグループ「X1」を生み出した大人気オーディション番組「PRODUCE X 101」の最終投票結果において、不正に投票操作が行われていたのではないかとされる疑惑で、当局は捜査の結果、実際に不正があったと断定した。
10月1日、韓国のメディア No Cut Newsは、国民的オーディション番組「PRODUCE X 101」の不正な投票操作疑惑について、韓国当局が捜査を行ったところ、X1としてデビューを果たした11人のメンバーの一部が他の練習生に入るはずだった票を受け取っていたことが発覚したと報じた。
「PRODUCE X 101」は、I.O.IやWanna One、IZ*ONEなどを誕生させた人気オーディション番組の最新シーズン。ここから誕生した新ボーイズグループ「X1」のデビューメンバーが発表された際、ファイナル進出者20名の得票数の差に一定の規則性が見られたことから、制作サイドが得票数を不正に操作しているのではないかと指摘され、内部調査が行われていた。
同メディアが報じたところよると警察は、2、3人のメンバーが投票操作によってメンバーに追加されたと考えているという。しかし、そのメンバーが誰であるか、また操作の段階で排除されてしまった練習生については特定されていない。
また警察は、投票結果の変更は不正であるとし番組のプロデューサーおよび他の制作スタッフを業務妨害の罪で立件。そして投票の操作において制作陣と練習生の所属事務所との間で金銭取引などが行われたかについての捜査を進めている。
1日の朝、番組に参加した練習生の所属事務所であるWoollimエンターテイメント、Starshipエンターテイメント、MBKエンターテイメントのオフィスで、それぞれ家宅捜査が行われた。X1のソン・ヒョンジュンとカン・ミニが所属するStarshipエンターテイメントは、こうした捜査に対して誠意を持って対応するとコメントしている。
「警察はPRODUCE X 101のランキング操作の疑いでCJ ENMを調査しており、それに伴い、関係するパートナー会社の調査が行われることを理解しています。警察の捜査要請に誠意を持って対応します」(Starshipエンターテイメント)
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