8月26日、BTS(防弾少年団)の所属事務所は彼らを中傷するアンチユーザー30人を告訴することを明らかにした。
世界中で注目を浴び、2019年を代表するアーティストとして名高いBTS。
そんな彼らを誹謗中傷したり、悪質なデマなどを拡散するような行き過ぎた行動をする者には、一体どのような結末が待っているのだろうか。
今回の対応について
警察は、今までも行き過ぎた悪質なネットユーザーの名誉棄損などに罰金対処をしてきた。しかし、告訴をされても彼らを中傷し続ける者がいた。
2019年8月、BTSの所属事務所Big Hitエンターテインメント(以下ビッグヒット)は「悪質なネットユーザーをさらに厳しく対処、告訴する」方針を明らかにした。これにより、該当者には今まで以上に重大な処罰がされることとなった。実刑が課される可能性もあるという。
では、これまでビッグヒットは悪質なネットユーザーの対応をしてこなかったのか?
それは違う。彼らが初めてこの深刻な問題に触れたのは2016年のことだった。
過去の対応は?
2016年11月10日、ビッグヒットは悪質なネットユーザーに対する初めての告訴状を提出した。「BTSのメンバーはデマ、中傷などに長い間苦しめられている。当社はこのような行動に対し、断固として対応することを決定した」(ビッグヒット)
そして2017年2月、未だ収まらない中傷に対しビッグヒットは再度注意喚起した。その注意喚起には、「過去二か月の間に、アンチユーザーを告訴するための証拠資料を、ファンから24万件以上受け取った」と記載されていた。ビッグヒットはこの資料を整理し、告訴状を提出した。
対応はまだまだ続く
一連の対応をしてきたビッグヒットは、有名になるほど増えるアンチユーザーに今年も断固とした対応を取ると宣言。ファンにも証拠資料の呼びかけをしている。
メンバーのシュガは2018年、悪質なネットユーザーに対し毅然とした態度でこう話している。「アンチを心配されてますけど、悪いけど(悪質コメント)全然見ないです。だから書いてもいいですよ。会社が告訴するだろうから(笑)僕は見ないけど告訴はするし…傷つかないんで」
彼は“誹謗中傷をしたら、本当に傷つくのは僕(BTS)ではなく君だ”と遠回しで伝えたようだ。
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