日本人メンバーが在籍する大人気ガールズグループTWICEの成功を受け、ここ最近ではK-POPアイドルを目指す日本人も急増してきている。
韓国のメディア「NEWSIS」は、9月7日、見事にデビューを果たした日本人ソロシンガー「RUANN(ルアン)」についてのインタビュー記事を公開。16歳ながらも一人でデビューを果たした彼女が、たくましく奮闘する姿を紹介した。
今回フォーカスされたRUANNとは、いったいどんな人物なのだろうか。
「RUANN」とは、2003年生まれの16歳。歌だけでなくギター・ピアノ・ドラムをこなし、英語・韓国語・日本語・中国語を話すマルチリンガルだ。彼女はBTS、TWICE、BLACKPINKなどの人気K-POPアイドルの曲をカバーした動画をSNSに投稿。歌の上手さが話題となり、注目を集めた。
単独で韓国に渡り、路上ライブを行うほど、韓国と韓国の音楽が大好きだというRUANN。独学で韓国語を勉強し、韓国のバラエティ番組では完璧な韓国語を披露し、独学とは思えないレベルにスタジオをどよめかせた。
TWICE TTをカバーした、韓国での路上ライブの映像↓
努力を惜しまず数々の課題を乗り越え、見事7月31日に新曲「BEEP BEEP」でデビューを果たした努力家のRUANN。ところが、さらなる試練が彼女を待ち受けていた。
それは、未だ解決の糸口が見つからない反日運動だ。日韓関係が悪化し続ける中、彼女のデビューに関する記事にはたくさんの批判中傷のコメントが書き込まれた。
心無い言葉に傷つけられたRUANN。しかし、彼女の韓国音楽が好きな気持ちや全力で音楽と向き合ってきた彼女の姿は、見ている人の心を動かした。
彼女の素晴らしい歌唱力、他のガールズグループに負けないビジュアル、パワフルなダンス、楽器を自由に使いこなす才能は、ネットユーザーたちを感心させ、批判ばかりだったコメント欄は自然と彼女を応援するコメントで埋め尽くされた。
ルアンがカバーしたBTSのUndelivered Truth
今までにない多才な能力を持つRUANNだが、普段はおとなしく恥ずかしがり屋だという。
「舞台に立つと楽しくてハイテンションになり、人が変わる。音楽を通してたくさんの友達ができ、勇気がわく」と語り、彼女の深い音楽愛をアピールした。
[MV] RUANN – ‘BEEP BEEP’ MV
ここ最近、解散するガールズグループが多い中、一人で生き残っていくことは安易ではないだろう。そんな荒波のK-POP界で彼女の音楽を愛する気持ちはどのような影響を与えるのか、今後の活躍に期待したい。
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