BTSのジョングクが、韓国のニュース媒体から「タマネギ男」と呼ばれた。一体なぜだろうか?
15歳(満14歳)という若さで釜山から上京したBTSの末っ子メンバー「ジョングク」。若くして新しい世界に飛び込みチャレンジするのは、とても大変だったはずだ。
BTSのプロデューサー「パン・シヒョク」通称パンPDは、当時のジョングクについてこう話している。
「練習生の時に、歌を歌わせると涙ぐみ、15分間恥ずかしがることもあった。歌やダンスの素質がないのに、デビューなんて出来るかと思った」(パン・シヒョク)
彼だけでなく、ジョングク本人も精神年齢が15歳で止まっているようだと話している。友達と学校に通い、家に帰るというごく普通な生活を選ばず、芸能界の世界で休むことなく走り続けてきたからかもしれない。
彼が思春期を迎えたとき、側で支えたのは他でもないメンバーたち。ジョングクはメンバーたちを『パズルのピース』と比喩し、こんなメッセージを伝えたことがある。
「僕は、ある意味メンバーの人格が合わさった人格を持っているのかもしれない。ヒョン達が僕のパズルを合わせてくれたような気がします。散らばった僕のパズルを…そのおかげで、極度の人見知りが180度変わりましたからね(笑)」(ジョングク)
練習生時代のジョングクは、消極的な性格でパンPDを悩ませ、練習生の中で唯一アメリカに渡航。ダンス留学をした。その後、若くしてデビューしたため、高校には1年遅れて入学。休む暇のない生活を続け、本当に大変だったはずだ。
しかし、彼のハートは強かった。メンバーが、大変かと気遣うと・・
「ツラいことは何もないです!僕強いじゃないですか!」(ジョングク)
どんなときでも、ツラいことは何もないと話したのだ。その証拠にRMは「ジョングクはいつもツラくなさそうだ」と証言している。
だが、そんな彼も1度だけ大泣きしたことがあった。ホテルの部屋にてパンPDとメンバー間で行われた会議でのことだ。
彼は、会議中にメンバーの話を聞き続けていたのだが、ついに口を開くと、涙必死の胸の内を明かした。
「僕は若くして何も知らない状態でソウルに上京し、したかったダンスや歌をしています。僕自身は、ツラいことは何もない。でも、僕と一緒に住んでいるヒョンたちがツラそうにしているのを見るのが、一番ツラいです」(ジョングク)
彼が泣きながら本心を語ったのは、BTS結成から初めての出来事だった。メンバー達は全員号泣した。この言葉について、ジョングクはとある番組で心境を話した。
「スケジュールが忙しい等のキツさは…大丈夫です。でも横でヒョン達が精神的に苦しんでいるのを見て、僕は何も出来ないし、うまく言葉をかけられないのがツラくて。それであのとき打ち明けたんだと思います」(ジョングク)
内気だったジョングクはメンバーやファンに支えられ、世界を駆け巡る大スターとなった。
知れば知るほどファンやメンバーの涙腺を緩ます彼は、皮をむくほど涙が出る=タマネギ男だと言われている。
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