ボーイズグループ・Sexy Zoneのメンバー・中島健人がおこなったパフォーマンスが、BTS(防弾少年団)Vのソロ曲の振り付けとあまりに似すぎていると物議に。振付師もこの騒動に対してコメントを発表するなど、騒動に発展している。
Vのソロ曲「Singularity」といえば、Vが掛けられたジャケットに自身の片腕を通すことで、まるでもう1人の人間とともに恋人のような触れ合いをしているように見せるパフォーマンスが魅力。Vの色っぽい表情と、自身の体をもう片方の手によって撫でる手つきは、曲の妖艶な世界観を完璧に表現しており、ファンたちが一気にVのステージに引き込まれる大きな見せ場だ。
そんな、どんなコンサートでも最高の歓声を受けるVのパフォーマンスが今、ある騒動に巻き込まれている。それは、日本のアイドル・Sexy Zoneの中島健人がおこなったパフォーマンスが、先に発表されたVのソロパフォーマンスの振り付けとあまりにも酷似しているという批判から生まれた“パクリ騒動”だ。
中島は「Because of 愛」という曲の最中、金の枠の後ろに立ち、掛けられたジャケットに腕を通すと、Vのソロ曲とまるで同じような手つきでパフォーマンスを披露。振り付けはもちろんのこと、全体的な演出に関しても両者のパフォーマンスは驚くほど似ており、BTSのファンからは批判が殺到。また、中島はこのステージで白い仮面を使用したが、Vも同じような白い仮面を使っており、さらにバックダンサーが黒いフードをかぶっている様子には、「BTSの『FAKE LOVE』のステージを彷彿とさせる」とコメントが相次いだ。
加えて、両者の振り付けともに同じ振付師・Keone Madrid氏が関わっていたことが判明。「完全なコピーなのではないか」と、騒動はさらに加熱した。
Because of 愛
BTS V – Singularity [2018 KBS Song Festival / 2018.12.28]
BTS (방탄소년단) LOVE YOURSELF 轉 Tear ‘Singularity’
しかし11日、振付師は自身のTwitterで騒動についてこう釈明。盗作疑惑が起こった中島の振り付けは自身が勧めたものではないと、立場を明らかにした。
「詳しく話すことはできないですが、これは私のしたことではありません。私の名前が振り付けのところにあるのはわかります、私の振り付けですから。ですが、こんな風にVのパフォーマンスと似せようと提案したのは私ではありません。私は芸術的な選択肢を勧めました。(中島のパフォーマンスを見て)私も驚いています」
以前に中島は、ある雑誌のインタビューにて、自身のトレンドワードは「シンギュラリティ」だと発言。「Singularity」という言葉は、それまであまり人々にとって馴染みのなかったワード。Vが曲を出したことで多くの人から知られるようになった言葉だと話題になったことから、「中島はVのファンなのではないか」と言われていた。
中島をかばう声も見られるが、あまりの酷似ぶりに言葉を失うファンが続出。「この人がVのファンならば、余計Vのパフォーマンスを知っていたはず。それなのにこんなそっくりなステージを披露するなんて、Vに失礼すぎる」「Vがどれほど準備して頑張っているパフォーマンスなのか、このステージを提案した人はわかってない」「これは似すぎててかばえない」「初めて見たときびっくりした。これは問題になってもおかしくないレベル」など、ファンからは批判的なコメントが殺到。日本や韓国だけでなく、世界中のファンがこの騒動の行方を見守っている。
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