元AKB48のメンバー 竹内美宥の韓国デビューが、最近の日韓関係の悪化を考慮し延期になったことがわかった。
竹内は昨夏、Mnetで放送されたオーディション番組「PRODUCE 48」(2018年6月~8月)に参加。放送当初から歌唱力が評価され、最終選考まで残ったが、残念ながらデビューメンバーには選ばれなかった。
それからほどなくして、竹内はAKB48を卒業することを発表。今年3月には、韓国の芸能事務所MYSTIC STORYと契約したことを発表、韓国を舞台にソロアーティストとして歩んでいくこととなった。
以降、韓国デビューを目指しトレーニングを重ねていた竹内だが、8月5日、MYSTIC STORYの代表であるユン・ジョンシンはインスタグラムに彼女とのツーショットをアップ。最近の日韓関係を考慮し、竹内が歌う楽曲リリースの延期を決めたことを発表した。
※以下はユン・ジョンシンのインスタグラムに書かれた内容の一部。
「7月に発売することを決めたあと、ミユは自分の家族や周囲のたくさんの人たちが(リリース決定を聞いて)喜んでくれるだろうと、興奮した様子でお礼を言ってくれました。私も完成した楽曲にとても満足し、気に入りました」
「夏らしい爽やかな歌のリリースを楽しみにしていましたが、日本の安倍政権と右翼の思慮を欠いた発言が出始め、状況は急に悪化しました。慎重な検討の結果、月刊ユン・ジョンシンはリリース日を延期することを決定しました。7月のリリースが迫る中、すでに書き上げていた曲に歌詞をつけ、「A.I.」という曲を完成させました。ミュージック・ビデオも急いで仕上げ、なんとか7月30日のリリースに間に合わそうとがんばってきました。6月と7月はとてもたいへんな時期でした」
「誤った判断や考え、価値観、歴史的見解を持った人々によって、クリエイターたちは予想外の痛手を受けています。ミユが一生懸命働いてくれた(のに発売延期になった)ことがとても残念であり、私が大事にしていた曲でもあるので、このような文章を残します」
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