日本政府が韓国への輸出規制を強化したことを受け、ネットを中心に不買運動が進み、その影響がK-POP界にも及んでいるようだ。
7月1日、日本政府はテレビ、スマートファン、ディスプレイ部品などに使用される半導体などの製造に必要な3つの品目の韓国への輸出規制を強化。これを受けて韓国国内では、日本製品の不買運動が進むなど、ネットを中心に反発の動きが広まっている。
そんな中、一部のネット民たちの怒りの矛先が、日本でも人気のK-POPアイドルグループにも向けられた。今回、特に批判の標的となっているのは、人気グループTWICEに所属するサナ、ミナ、モモ、そして同じく人気グループIZ*ONEに所属する宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美ら、K-POP界で活躍する日本人メンバーたちだ。
ネットでは、彼女たちに向けて「日本に帰れ」「韓国人メンバーと同じ給料を受け取るべきではない」といった声が寄せられている。また日本の文化もボイコットするべきだといったコメントもあるようだ。
一方で、日韓の対立とアイドルの活動は全く関係がないと訴えるファンも多く、関係のない彼女たちを巻き込むのはおかしいのではないかと擁護する声もあがっている。
「外国に行って一生懸命に働いている人に対して失礼です。国との関係を音楽にまで持ち込まないで」
「ただ日本人だからって退出要求をするなんてひどい」
また日本では、K-POPが若者を中心に大きなブームとなっており、K-POP業界にとっては世界最大の市場となっている。日本人のK-POPアイドルを叩くことは、日本でのK-POPブームに水を差すことになり、結局損をするのは韓国側だという見方もあり、安易に日本メンバーを叩くようなことはするべきでない、といった意見もあるようだ。
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