BTS(防弾少年団)の最新日本シングル「Lights」のミュージックビデオ(MV)が公開されたが、MVでの“ストーリーの謎”が話題になっている。
BTSはこれまでも、MVに様々なストーリーを組み込み、「まるで一つのドラマが続いているかのような」意味深なメッセージを残してきた。
そのため、新曲が公開されるたびに「これはあのMVと同じ場所だ」、「きっと炎が燃えているのはこの理由よ」などとファンの中で憶測が飛び交う。
今回公開された「Lights」のMVも、意味深なシーンが満載。それら一つ一つにどんな意味が込められているのか、気になってしょうがないというファンも多いようだ。
そんな中、韓国のアイドルエンタメ情報を発信しているユーチューバー(おしゃべり遵義)がこのMVを徹底分析。とても面白くて信憑性のある解説をしているので、シェアしようと思う。
信じるか信じないかはアナタ次第だ。3つのテーマに分けて彼の主張をチェックしよう。今回はその1回目。
BTS 「Lights」Official MV
1つ目の謎: MVが、なぜジョングクから始まるのか?
今回のミュージックビデオでは映画館が舞台となっている。
劇場内は「意識のある状態(現実)」を意味し、スクリーンに映る映像は「無意識(過去or夢)」という重要な意味を持っている。
冒頭では“水”がスクリーンに映し出されており、スクリーンには「Lights」の文字が浮かぶ。水は死を表す場所であり、新たに始まる”スタート”でもある。BTSのMVでは何度も水が登場しており、重要な役割を果たしている。
映画館の座席に座るジョングク。キョロキョロと周りを見渡す。なぜ彼だけが一人劇場の中にいるのだろうか?
実はジョングクは花様年華で、メンバーに「夢とは何か」を問い続けた過去を持っている。つまり彼はこのMVの中の世界でも「夢とは何か」を他のメンバーに問いかける役割を担っていると理解できる。
そしてその答えは、RMのソロ曲「PERSONA」のMVで明らかにされた。
様々な文字が刻まれた黒板に、こっそりと夢について書かれている。
夢とは魂の最も深い秘密の場所に隠れている小さな扉。この扉は宇宙の夜に向けて開いている。これはまだ自我の芽生えがない時期の心だ。
つまり、BTSが指す夢とは「自分の中に存在する過去(背景)を受け入れ、新たな自分を形成し新しい世界観をつくる」ということなのだ。
次回では、この謎多き「Lights」のMVに潜んだヒミツをさらに深堀りしていこう。
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