BTS（防弾少年団）のジンの首元に強制的にキスをした女性が、韓国ソウルの松坡（ソンパ）警察署に強制わいせつの容疑で立件さえた。
昨年6月12日に除隊したジンは、翌日13日に早速イベントを行い、ファンとの久しぶりの交流を楽しんだ。中でも話題になったのは、ファン1000人とハグをする「JIN’s Greetings」で、ジン自らが企画したものだという。
事件は、このハグ会で起きた。ジンが両手を大きく広げ、そこにファンが１人ずつハグをしていくスタイルでイベントが進行していったが、そんな中、ジンに抱きついた瞬間にキスしようと試みた女性がいた。その瞬間の映像は瞬く間にネットで拡散され、ジンがとっさに顔をそむけるも女性が首元にキスをする様子が映っていた。
その後、この女性が自らのブログで「首に唇が触れた。とても柔らかかった」と言及したことで日本人である可能性が浮。ARMY（BTSのファン名）だけでなく多くのK-POPファンが「日本の恥」だとこの女性を批難した。
そして、ARMYがソウル松坡警察署に告発状を提出し、受理された。これを元に、韓国警察が国際刑事警察機構（ICPO）を通じて約7カ月かけ女性を特定。50代の日本人女性を立件したという。警察は被害者であるジンからも事情を聞く予定だという。現在、この女性は韓国警察から出頭を要請されている状態だが、当事者が応じていないそうだ。
出頭要請に従わなわないことは韓国の法律において非常に重要な問題であり、このまま出頭を拒めば、逮捕状が発行されることもありうる。日本は「逃亡犯罪人の引き渡しに関する条約（引渡し条約）」を韓国と結んでおり国際問題に発展する懸念もある。
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