「MBC歌謡大祭典」でもおなじみの韓国大手放送局MBC（文化放送）の、お天気キャスターだったオ・ヨアンナさんが、昨年2024年9月に28歳の若さで亡くなった。当時、死因は公表されていなかったが、地元メディアが昨日27日、ヨアンナさんの遺書が発見・公開されたと報じた。
ヨアンナさんはかつて、JYPエンターテインメントの公開オーディションに参加し「ビューティー賞」を受賞し、アイドル練習生をしていた。同オーディションには、Stray KidsのスンミンやNiziUのマコも参加いたという。
遺族は当時、死因を公開しなかったが、その後彼女が自らこの世を去ったことを公表した。そして驚いたことに、最近ヨアンナさんのスマートフォンのロックの解除の成功し、遺書や職場いじめの内容が残ったカカオトーク（LINEのようなもの）が発見されたという。
ヨアンナさんは、2021年にフリーランスのお天気キャスターとしてMBCに入社したが、翌年から同僚のお天気キャスターから継続的にいじめを受けるようになったと報じられている。2022年には韓国の人気バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に先輩たちと出演。その際、同僚から侮辱的な発言を投げかけられたという。
遺書には、同僚のお天気キャスター２人から嫌がらせを受けていたことが綴られていた。誤報をヨアンナさんのせいにしたり、会社へ呼び出し１時間も説教するなど、継続的な職場いじめが行われたいたと見られる。
SNSでは加害者とされる２人の実名が投稿されており拡散され、波紋を広げている。さらに、ヨアンナさんの友人たちは「ヨアンナはMBCにも相談したが無視された」と友人の無念を綴っている。しかしMBC側はこれを否定。ヨアンナさんからの報告は受けていないという。
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