NewJeansのメンバー(ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン)が、昨夜(11月28日)20:30過ぎに緊急記者会見を開き、所属事務所ADORとの契約解除を宣言した。この記者会見は、ABMEAなどを通じて日本でも生配信され、多くの人が彼女たちの会見を見守った。
▼【ABMEA】NewJeans 事務所問題めぐり緊急会見
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先立って11月13日、彼女たちは所属事務所であるADORに対し、「重大な契約違反」の是正要求を受入れない場合、契約を解除し退社するという内容証明を送った。内容証明の受取日より14日以内に専属契約の重大な違反事項をすべて是正するよう要求したという。
ADORはHYBE傘下のレーベルで、2024年4月22日にADOR代表だったミン・ヒジンに対してHYBEは辞任を要求。HYBE側の「ADORの独立を画策し、経営権分離を試みようとしたとした」という疑惑に対し、ミン・ヒジンは真っ向から反論。長きにわたる論争の末、11月20日にミン・ヒジンが退社を宣言した。
昨日の記者会見で、NewJeansのメンバーらは「是正を求めた期限が今日(11月23日)の0時で終わります。皆さんがご存知のように私たちが一緒に仕事をしてきたADORは、HYBEの好み通りに変わってしまいました。私たちは内容証明を送りましたが、私たちの要求に対する改善は見られません。私たちは疲れました。0時まであと4時間ほどですが、私たちは専属契約を解除します。」と宣言した。
既に予定されているスケジュールや、現在契約している広告は、予定通り行うという。彼女たちは専属契約についての違反をしていないので、違約金を支払う義務もないと考えているという。また、NewJeansという名前を放棄するつもりもなく、商標権についても争っていく予定だという。
そして会見でダニエルは流ちょうな英語で「NewJeans never dies!」と宣言し、微笑んだ。
これを受け、ADOR側は公式声明文を発表。内容証明に対する回答を行う前に、記者会見を開いたことについて遺憾の意を表した。経緯として、何度も彼女たちに面談を要請したが実現しなかったと反論。さらにADOR側は契約違反をしていないため、解除理由にはならないと主張している。NewJeansとの専属契約は依然として有効であり、ADORは彼女たちの活動をサポートし、最善を尽くすと伝えた。
さらに韓国の報道によると、ADORとNewJeansは、2022年4月21日に専属契約を結び、この契約はデビュー日から7年となる2029年7月31日まで有効という立場を、ADOR側が明らかにした。さらに、NewJeansのファンミーティングやアルバムのリリース、ワールドツアーなど、彼女たちの活動を次年度も支援していく予定だと説明したという。
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