ガールズグループUNIS（ユニス）が来日。日本のメディアにデビューの感想や活動への意気込みを語った。
UNISは4月28日、東京・有明にて1stミニアルバム『WE UNIS』発売記念来日リリースイベントを開催。日本のファンとの対面を果たした。リリースイベント終了後には同会場にて合同取材会が行われ、記者からの質問に答えた。
UNIS
UNISは2023年11月より放送されたガールズオーディション番組『UNIVERSE TICKET』（通称『ユニチケ』）から誕生したガールズグループ。韓国三大地上波放送局のひとつであるSBSが総製作費100億ウォン（約11億円相当）をかけて挑んだ大規模オーディション番組には82人の練習生が参加し、サバイバルを勝ち抜いた8人の精鋭たちがUNISとしてのデビューを果たした。
韓国人メンバー4人（パン・ユナ、ヒョンジュ、オ・ユナ、ソウォン）、日本人メンバー2人（ナナ、コトコ）、フィリピン人メンバーが2人（エリシア、ゼリーダンカ）と多国籍のメンバー構成となっている。平均年齢は15歳と幼いが、年上グループに引けを取らない実力を誇る。
取材会に姿を現したメンバーたちは、新人らしくキラキラ、はきはきとした様子でやる気たっぷりの様子。デビューの感想や活動への意気込みを一生懸命に語ってくれた。
初来日イベントで日本のファンに会った感想を尋ねられると、パン・ユナは「愛されているという実感がなかなか沸いていなかったのですが、こうして日本でファンの皆さんにお会いできてとてもうれしくて幸せです。これからもずっと一緒にいたいと思いました」とほほえんだ。日本人メンバーのコトコは「何だか不思議な感じもしますが、とても幸せでうれしいです。これからも日本のファンの皆さんと会える機会がたくさんあればいいなと思います」と、母国のファンへの格別の思いをのぞかせた。
パン・ユナ
コトコ
デビューから1ヶ月が経ち、現在の心境を尋ねられたヒョンジュは「様々なスケジュールでファンの皆さんとお会いしていたので、時間が本当に早く過ぎました」と語った。
ヒョンジュ
グループ仲も抜群によいというUNIS。グループの雰囲気について、オ・ユナは「本当に友達・家族のようなグループ」であると語った。
オ・ユナ
初の日本スケジュールということで、日本での過ごし方についても尋ねられたメンバーたち。エリシアは「食べてみたい食べ物が本当にたくさんあります。もちもちしたドーナツやお団子、日本のラーメンも！」と目を輝かせ、イム・ソウォンも「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きたいです。あと、日本はプリンが有名なので食べてみたいです。スフレプリンやミルクプリンを食べてみたいです！」と日本への関心の高さをのぞかせた。
エリシア
イム・ソウォン
また、「夢を叶える秘訣」を尋ねられると、「挑戦することだと思います。番組に出ることが決まった時は韓国語がほとんどできず韓国に来ることもすごく怖かったけれど、勇気を出して挑戦したからこそ今の自分がいると思うからです（ナナ）」「楽しむこと、モチベーションを保つことだと思います。他国で新しい経験をするということは、私にとってとても勇気が必要なことでしたが、私にはアイドルになりたいという大きな夢があり、このモチベーションがあったからこそ、こうしてUNISとしてデビューできたんだと思います。そして、辛いことがあっても楽しもうとする気持ちさえあれば何事も乗り越えられると思うので、気持ちが大事だと思います（コトコ）」と、若くして夢を叶えられたのも納得の成熟した価値観を力強く語り、取材陣を感心させた。
ナナ
グループとしての目標についても語ったメンバーたち。「単独コンサートをぜひやりたいです！ファンの皆さんとUNISだけの特別な時間を作れたらいいなと思います（ヒョンジュ）」「UNISでワールドツアーをしたいです！すごく大きい目標ですが、必ず叶えたいです！（ナナ）」「UNISのメンバーと家族のような時間を過ごしながら、ポジディブなエネルギーをファンの皆さんに届けたいです（ゼリーダンカ）」
ゼリーダンカ
最後にヒョンジュが日本のファンへメッセージを伝え、取材会は終了した。「いつも遠いところからたくさんの愛を送ってくださる日本のファンの皆さん！本当にありがとうございます。これからも日本のファンの皆さんに会える機会がたくさんできたら嬉しいです！これからもたくさんの応援をお願いします！（ヒョンジュ）」
慣れない海外での取材会に少し緊張の面持ちを浮かべながらも、キラキラと瞳を輝かせながら熱心に質問に答えてくれたメンバーたち。思わず応援したくなる魅力にあふれたUNISの今後の活躍から目が離せない。
