NewJeansが所属している芸能事務所ADORが、5月31日に臨時株主総会を開催することがわかった。臨時株主総会では「HYBEからの要請事項」を決議する予定であると発表した。
ADOR、臨時株主総会を開催!? ミン・ヒジンを解任するか否かを議決
ADORはプレスリリースの中で、「本日、取締役全員が会議に参加し、5月31日に株主総会を開催することを決定しました」と述べた。この臨時株主総会では、ADORの現代表であり、NewJeansのプロデューサーでもあるミン・ヒジンを解任するか否かが議決される予定だ。ADORはHYBE傘下のレーベルで、NewJeansのプロモーションを担当している。
現在、ADORの株式のうちHYBEが80%、ミン・ヒジンが8%、その他の役員が2%を所有している。ミン・ヒジンは、株主総会でHYBEがADORの大株主としての権利を行使するのを阻止するため、裁判所に差止命令を申請した。審問は5月17日に行われる予定だ。
2週間以上も続くHYBEvsミン・ヒジンの対立
NewJeansは2022年にデビューするやいなや、K-POP界の顔ともいえるほどの大人気グループとなった。「Ditto」「OMG」などのヒット曲を連発。「2023 MAMA」では大賞“今年のアーティスト賞”を受賞し、ガールズグループとして少女時代以来12年ぶりの快挙を達成。
NewJeans (뉴진스) ‘Ditto’ Official MV (side A)
しかし先月4月22日、HYBEはADOR代表のミン・ヒジンに辞任を要求した。HYBE側の主張によると、ADORがNewJeansを引き連れて独立を画策し、経営権分離を試みようとしたという。
これに対し、4月25日ミン・ヒジンが緊急記者会見を開いて猛反論。背任容疑を真っ向から否定し、HYBE側が自身を陥れようとしていると主張。さらにLE SSERAFIMがデビューする際に、「NewJeansの宣伝をしないよう要請された」と語った。
今やHYBE側とミン・ヒジン側は完全に対立しており、韓国ではNewJeansのファンだけでなく、BTS(防弾少年団)のファンを巻き込む大騒動となっている。この対立はHYBEの株価にも影響しており、今後の展開を多くの人が見守っている。
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