NewJeansの所属事務所HYBEが、昨日(2024年4月22日)とつぜんADOR代表のミン・ヒジンに辞任を要求した。ADORはHYBE傘下のレーベルで、NewJeansのプロモーションを担当している。ミン・ヒジンはNewJeansの生みの親として知られている。
ミン・ヒジンは、かつてSMエンターテインメントで少女時代やSHINee、EXO、f(x)、Red Velvet、NCTなどのアートディレクターを務めてきた。HYBE移籍後にレーベル「ADOR(All Doors One Room)」を設立。90年代やY2Kの感性を盛り込んだ革新的な音楽と親しみやすくも斬新なコンセプトを作りあげ、NewJeansはデビューと同時に大ヒットを連発。さらに、ミン・ヒジンはBTS(防弾少年団)V(キム・テヒョン)のソロアルバムのプロデュースも務めるなど、敏腕ディレクターとして活躍してきた。
HYBE側によると、ADORが独立を画策し、経営権分離を試みようとしたという。立ち入り監査を行い、ミン・ヒジンの側近が、ADOR移籍前に、HYBEに関する大量の情報をダウンロードしたという証拠を発見したと主張。ミン・ヒジンに対し、職務停止および辞任要求を伝えた。
これに対し、ミン・ヒジン側が反論。今年3月にデビューしたILLITのコンセプトが、NewJeansに酷似していると主張し、独立計画を否定した。「彼らは、私がILLITがNewJeansをコピーしたことを問題にしたので、私を解任しようとしている」と反論。これに対し、HYBE側は「根拠のない主張」だと述べている。
これらの騒動を受けてHYBEの株価は2日連続で8.9%下落。時価総額は約8500億ウォン減少した。
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