BTS(防弾少年団)が6月1日、2日におこなった、イギリスのウェンブリースタジアムでの公演について、ある超有名小説家が書いたレビューが話題になっている。
その超有名小説家とは、デイヴィッド・ミッチェル。イギリスの小説家であり、著書『クラウド・アトラス』は日本でも2013年に映画が公開されるなど、大きな話題を呼んだ。長く日本に住んでいたり、奥さんが日本の方であったりと、日本人にもよく知られている作家だ。
そんな彼が、BTS(防弾少年団)のウェンブリー公演についてのレビューをイギリスの高級雑誌『New Statesman』にて発表し、注目が集まっている。
「私は、若い女性がほとんどの6万人の群衆の中、6月の夜にウェンブリースタジアムにいる50歳のお父さんです。韓国の若者7人がステージ上に登場し、その映像が巨大スクリーンに点滅している。そのバンドはBTSです。私の公式BTSライトスティックは、スタジアムにいる何万人もの人と一緒に、ホタルのように私の手の中でちらつきます。
BTSの公演は、歴史上世界最大の東アジアの公演であり、BTSは、ウェンブリースタジアムでの公演(15分で完売しているそう)がその地位にふさわしいのでここにいます。この1つのポップグループは、韓国経済にとって間違いなく1年間で36億ドルを生み出し、2017年には韓国を訪れた13人の旅行者のうち1人はBTSが理由だと答えました。
このバンドは1年間に3回USビルボードのアルバムチャートを突破しています。これは今まで、ビートルズだけのものでした。(「21世紀のビートルズ」と呼ばれるのは少し負担だと記者会見でメンバーが言っていました)彼らの曲のほとんどは韓国語で書かれていますが、ファンの翻訳は瞬時にYouTubeにあがります。バンドのグループ曲やソロ曲には驚くべきほどの文学的な要素があります。
多くのファンは、BTSから発せられた前向きなメッセージによって助けられていると語ります。自分のことについて話すこと、あなたがそうであるように、自分自身を愛すること。今夜の空気の中には、間違いなく愛がありました。何万人もの人間が、若い人生の中で最高の夜を過ごしたのです」
美しく的確な文章に、ファンは感謝のコメントを投稿。見る人の心を動かすBTS(防弾少年団)の魅力と誠意は、今後もますます世界中の人を感動させることだろう。
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