BTS(防弾少年団)が2017年に発表した楽曲が再び世界のチャートを掌握した。
話題になっている楽曲は6年前の冬に発売された「Spring Day(봄날)」だ。BTSの他のタイトル曲と比べると落ち着いた雰囲気があるのが特徴。BTSの数々のヒット曲の中でも、特に大衆人気が高い楽曲として知られている。
BTS (방탄소년단) ‘봄날 (Spring Day)’ Official MV
この曲は、切なさと切実が込められた歌詞で多くのファンを感動させている作品だ。歌詞を見てみると、BTSメンバーの帰りを待つファンの心情と重なる部分があるようにも思える。
▼「Spring Day」サビ部分歌詞(抜粋)
雪の花が落ちていきます
また少しずつ遠ざかっていきます
会いたいよ
会いたいよ
あとどれだけ待てば
あといくつの夜を過ごせば
君に会えるのかな
会えるのかな
寒い冬の終わりを迎え
また春の日が来る時まで
花が咲く時まで
そこで少し待ってて
待ってて
12月13日、日本のオリコンチャート「デイリーデジタルシングルランキング(12月12日付)」では「Spring Day」がなんと1位に。アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスをはじめ、83カ国/地域のiTunes「トップソング」のチャートで1位を記録した。ちなみにアメリカのiTunesソングチャートにランクインしたのは、6年10ヶ月ぶり。発売時期から6年後にとつじょランキングのトップに躍り出るというのは異例の事態だ。
この背景にはBTSのファンダムであるARMYの影響が大きいと考えられる。先ほども述べたが、「Spring Day」の歌詞は、BTSの帰りを待つファンの心境に近しいものがある。BTSメンバーは12月12日をもって全員が軍に入隊している状態となった。空白期間を迎えた今、ファンたちはこの楽曲を聴いて心を癒しているのかもしれない。
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